16世紀、スコットランドの血なまぐさい宗教動乱のさなかに、男で身を滅ぼした情熱的な悲劇の女王メアリー・スチュアート。17歳でフランス王妃となった後、18歳で未亡人になり、23歳でヘンリー7世のひ孫にあたるダーンリ卿と再婚するが、精力的な軍人ボスウェル伯と不倫に陥り、邪魔になった夫を殺害。その後にボスウェルと結婚するが臣下たちから総スカンをくらい追い詰められ、王位
を剥奪されて国外追放となる。最後は英国へわたりエリザベス女王に助けを求めるが、快く思ってないエリザベスはメアリーを20年間近く監禁し、暗殺を図ったという理由をでっちあげて処刑させてしまう。 |