誕生数:4
「アグリッピナタイプ」悪女


とても合理的で現実的な性格。目標に向かってねばり強い

打算的なところがあり、独断的。冷淡、疑い深い

基本的には控えめで物静か。目標に向かって粘り強く、かつ慎重に進んでいくので、その歩みは遅いかもしれないけれど、最終的にはかなりのところに到達することができる性格。でも、あまりにも打算的に物事を考えるので、まわりからは敬遠されることもしばしば。そんなあなたはまさに、「"アグリッピナ"タイプ」の悪女と言えるわよね。

男はしょせん自分の社会的地位とか権力を得るための道具としか考えてないし、自分が狙った獲物(オトコ)のためなら、どんなことをしてでも必ず手にいれなくては気がすまないゴーマン女もいいところ。 とくに結婚したら、そのあなたの悪い性格をもっともっと出てくるみたい。子供ができようなものなら、それはもう大変。胎教だの、絶対音感を身につけさせなくちゃだとか、小さいころから習い事をさせながら塾にも通 わせて小学校1年からは、お受験モード。まあ、何とか自分の虚栄心を満足させるくらいの私立にはいれられるんだけど、すぐに家庭内暴力とかで子供には本当に苦労しそう。それも、元々はあなたの押し付けがましい性格がすべての災いを引き起こしてるの。きっと、家族のみんなにも見放されて孤独になったときに、自分の性格を悔いるはず。…なーんて、こんな悲惨な人生にならないように気をつけてね。オホホホーっ。

暴君ネロの母親であるアグリッピナは、初代の過剰なまでの教育ママとも言えるべき女性。ローマの法律でも禁止されていた親戚 関係にあたる叔父のクラウディウスと強引に結婚したと思えば、自分の息子ネロを王位 につけるためには不必要とあればその夫クラウディウスを今度は殺害する。息子を王位 につけることには成功するが、その息子とも仲たがいするようになり結局、息子に殺される悲劇の結末を迎える。