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迫る“因縁の対決” 大毅「盛り上げてくれるのはいいけどな」

25日にフライ級タイトルマッチを控える亀田大毅
25日にフライ級タイトルマッチを控える亀田大毅
Photo By 共同

 かつてのジムメート同士が拳を交える「因縁の対決」が迫ってきた。世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチ(25日・東京ビッグサイト)で坂田健史(協栄)の挑戦を受けるチャンピオンの亀田大毅(亀田)は、2006年のプロデビューから08年まで協栄ジムに在籍。亀田大は「盛り上げてくれるのはいいけどな。何が因縁なんかな。一人の挑戦者としか見てない」と不敵に笑った。

 坂田がWBA同級王者だった3年前、亀田大はしきりに兄の興毅とともに挑戦を迫った。同門対決は倫理上の問題から実現せず、坂田は08年12月にデンカオセーン・カオウィチット(タイ)に敗れて王座から陥落した。

 デンカオセーンが昨年10月の防衛戦で亀田大を判定で退けると、坂田陣営は雪辱を期して王者側と交渉し、契約を交わした。だが同11月のWBA総会は判定を不服とする亀田大のデンカオセーンとの再戦を認め、ことし2月に亀田大が世界のベルトを手にした。

 ある関係者は「デンカオセーンは衰え、防衛する力は残ってない。どうせ負けるならとタイ側は破格のファイトマネーを提示した亀田を選んだようだ」と内情を明かす。

 坂田を指導する大竹重幸トレーナーは「つらかったと思う」とまな弟子の胸中を代弁する。30歳の坂田は「スパーリングは300ラウンド以上やってきた。いい練習を積んできたので試合が待ち遠しい」。待たされ続けた日々を糧にして亀田大にぶつかる。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年09月23日 15:28 ]

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