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白鵬 58連勝で早くも“2差リード”!
<大相撲秋場所11日目>白鵬(上)は阿覧を上手投げで破り58連勝
Photo By スポニチ |
大相撲秋場所11日目は22日、両国国技館で行われ、白鵬が阿覧を上手投げで下して連勝記録を「58」まで伸ばし、明治時代に活躍した横綱・初代梅ケ谷の記録に並んだ。優勝争いは1敗の琴欧洲が敗れたため“2差”をリードし、早くも独走モード。自身3度目となる13日目での優勝も見えてきた。カド番の魁皇は日馬富士を逆とったりで破り、6勝目。優勝争いは無敗の白鵬を2敗の琴欧洲、嘉風、豪風が追う展開となった。
【取組結果】
連勝街道を突き進む白鵬には、慢心も油断もなかった。出番前に1敗の琴欧洲、2敗の把瑠都が相次いで敗れ、気持ちの変化が「多少はあった」と言う。しかし、「まあ、自分の一番に集中しました」と立ち合いで右四つ、左上手の形をつくると、新関脇の阿覧を豪快に投げ飛ばした。第15代横綱・初代梅ケ谷の記録に並ぶ58連勝目を挙げ、横綱は「ほ〜。あのおなかの大きな人だよね」と余裕の笑みを浮かべながら、明治時代に活躍した伝説の横綱の姿を回想した。
力の源は、大好物と公言している“焼き肉”だ。前夜には育ての親の熊ケ谷親方(元幕内・竹葉山)と部屋近くの焼き肉店で会食。熊ケ谷親方は「いつも通り自然体でしたね」と誇らしげに白鵬の様子を振り返った。2日目にも後援会関係者と焼き肉を食べに行ったが、一緒に会食した関係者は「とにかく肉をよく食べていた。あの食べっぷりを見て、体調は万全なんだと確信しました」と好調の秘密を明かした。夕食の際のお酒も1、2杯程度に控えている。場所前には朝まで飲み明かす日もあったが、白鵬は「我慢して、我慢して終わったらね。15日間のリズムがありますから」と笑い飛ばした。
この日、唯一の1敗だった琴欧洲が2敗に後退したため、早くも“2差リード”。優勝争いは独走状態となり、自身3度目となる13日目での優勝が見えてきた。15日制に移行した1949年以降で、過去に13日目Vを3度以上飾っているのは千代の富士(4度)のみ。「目標は千秋楽まで相撲を取りきることだけです。体調は万全です」。12日目からは大関陣との対決となるが、安定感抜群の最強横綱に今のところ死角は見当たらない。
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