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最終更新:2010年9月22日(水) 18時39分

「思いやり予算」で日米協議、対立深まる

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 在日アメリカ軍の「思いやり予算」について日米の協議が行われ、アメリカ側は、11月のオバマ大統領の来日までに決着するよう求めていますが、増額を要求するアメリカとの間で対立は深まっています。

 在日アメリカ軍の駐留経費である「思いやり予算」を巡って、日米の課長級の協議が22日午後、東京都内で行われました。

 これまでの協議で日本側が光熱水費の日本の負担をゼロにするよう求めているのに対し、アメリカ側は、労働者の給与などについて増額を要求しています。

 さらにアメリカ側は、11月中旬にオバマ大統領が来日するまでに一定の合意を得るよう求めていますが、日本側は難しいとしています。

 アメリカ側が増額を要求する背景について、政府関係者は、「尖閣諸島など中国を巡る情勢が緊迫していることから、日本にも一層の負担を求めている」と指摘しています。(22日16:39)

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