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1 エロ小説保管庫9 (Res:1)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 1
1 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 14:58:44
「おじさんは気持ちいいよ」
 真由の胸を潰すように触って、首筋から肩にかけて、舌を這わせる。真由の頭を撫でた。
「軟らかい髪の毛だね。真由ちゃん、まだ子供なのかな」
 男は真由の耳を全部口の中に含んだ。舌を内部に押し入れる。真由は唇を噛み締めた。体の中で何かが動いている。知らない人の前で足を広げているのが恥ずかしかった。
「あっ! かゆいとこに当たって……」
 真由は足をさらに広げた。男が気付いて、腰の動きを止めた。
「ん? どうしたのかな?」
「かゆいところがあって、そこを何とかしてほしいの。お願い」
「へえ、そうなんだ。どうしよっかな。だって、真由ちゃん、さっき嫌だって言ってたもん。嫌なら、抜くしかないよ」
 男がペニスを抜こうとした。真由は力を入れて、ペニスを強く締めた。

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2 エロ小説保管庫8 (Res:10)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 2
1 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 14:39:51
 とある男が駅の前で、声を張り上げていた。
「会員の皆様は会員証を提示した後、五番乗り場でお待ちください。五番乗り場ですよ。お間違えのないように」
 男ばかり百名以上が駅の前に集まっていた。みんな、カードを取り出す。会員証になっていて、これを提示すると、ゲームの参加できる。若い者から、中年、老人までと色々な人がいる。
「実は、私、はじめてなんだが、このゲームはそんなにすごいのかね?」
「それはもうすごいよ。今日のゲームは流しそうめんだ。これはまだ序の口だけど、これでも十分堪能出来ると思いますよ」
 ベテランの者が説明した。
「流しそうめんですか……どんなゲームかまったく想像できませんが……まあ、年間二百万円も支払ってのことだから、いいのでしょう。出来損ないの女が出てきたら、ぼったくりだ」
「大丈夫っすよ。伊達に、二百万じゃないっすから」
「それでは、時間が近づいてまいりました。会員証を提示した方々は五番乗り場にお待ちください。これより先は係りの者に従ってください。従えない方はゲームのプレイ権利を剥奪させていただきます。必ず、係りの者の指示に従ってください」

2 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 14:41:02
 会員証を示して、改札を抜けていく。ここは二エリア環状線になっていて、二つの環状線を繰り返して、回る。十二時まで回り続ける。
 五番ゲートの係りの者がいた。
「それではゲームの説明をいたします。一から三号までに乗っていただきます。全員、すべての衣類を脱いでいただきます。何かを身につけての乗車はご遠慮ください。コンドームの着用のみ認められます。流れてくる女の子にいかなる性行為を加えてもよろしいが、身体を過度に痛めつける行為、度を過ぎた行為はすべて禁止です。また道具の持ち込みは媚薬、性玩具等を除いて、すべて禁止です。殴る蹴るなどの暴力行為はすべて禁止になっております。不正が見つかった時点で、刑事責任を負っていただきます。ゲーム終了は、終電となる午前0時16分です。それでは、列車が参りますので、会員証ナンバーに応じた場所に乗ってください」
「ちぇ、俺はシルバーだから二号だよ」
「ゴールドは三号だ。良かったな」
「ノーマルは一号か。最悪の場合、流れてこないんだよね」
 人々は裸になって、車内に駆け込んでいった。彼らが三両を独占した。
「それでは、流しそうめんをお楽しみください」

3 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 14:41:38
 真由は駅の中に連れて行かれた。四号車に乗り込む。真由、佳織、朋子、他十一名の計十四人だった。彼女らは選び抜かれた美少女たちだ。
 援助交際を文化として捉えるスペシャル企画が功を奏して、発展してきた。今では、個人が年間億単位を稼ぎ出すまでに発展した。
 真由は身体のかゆみが強くなっていることに気付いた。体の内側が熱い。何もしていないのに動悸が激しくなってくる。性的な興奮が強くなっていく。
「あの、な、何が始まるんですか?」
「ルールは簡単、誰が最初に一号車の一番前にたどり着けるか。まあ、普通はたどり着けないんだけどね。一号車に一番近かった人が優勝ってことで、百万円もらえるのよ。負けても、五十万はもらえるから、問題ないわよ。それじゃあ、真由、さっそく行くわよ」
 佳織は真由の手を掴んで、三号車の扉を開けた。電車が走り始めた。
真由は奥の光景を見て、目を見開いた。男の人が裸で、こっちをジロジロ見ていた。ひどく興奮している。それを見て、体がよりいっそう熱くなった。体の中がかゆくてたまらなくなった。
「一番理想なのは、誰ともやらずに、一番前まで行くことね。誰だって、見ず知らずの人に体をいじられたくないものね。真由、頑張って、一号車までいけばいいだけのことだよ」

4 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 14:42:20
「こ、こんなの……」
「おぉ、そこのショートの子、バリ可愛い……早く来いよ!」
 男が扉に手をかけた。
「コラ、ルール違反だぞ」
「何だと!」
 車内で小さな乱闘がおき始めた。佳織は真由の手を離して、扉を開けた。短いスカートを靡かせて、前に飛び込んだ。ポニーテールの髪が揺れる。
「来た、来たぞ!」
「女だ。捕まえろ」
「ほら、邪魔邪魔!」
 佳織はハイキックや右フックを振り回して、男をなぎ払って、進んだ。騒ぎに紛れて、中間まで到達した。放ったハイキックが太めの男の鼻を掠めた。鼻血が出る。
「この野朗、よくもやったな」
 太めの男が佳織の腕を掴んで、引っ張り寄せた。同時に後ろにいた男が背中を捕まえた。
「あっ、きゃ、捕まっちゃった……」
 佳織は身をよじった。男の力の前で、びくともしない。
「本当は捕まりたかったんだろ、正直に言えよ。てめえのせいで、鼻血が出ちまっただろう。全部、舐め取れよ」
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5 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 14:42:59
「あっ、あんやだ、そんなところまで塗らないで……んん、ちゅっ」
 鼻血が止まったらしい男が強引にキスをしてきた。舌が口の中で暴れまわった。
「俺、行くぞ」
 後ろの男は自分のモノに媚薬をたっぷりと塗りこんだ。モノは硬くなって、十七センチほどになった。スカートの下から、後ろの穴にモノを押し込んだ。両手で胸を掴んで引っ張る。カッターシャツのボタンを引きちぎって、手に絡ませた媚薬を胸全体に塗りつける。乳首に丹念に塗りつけていく。モノは勢いよく奥まで入った。
「ん、んんぅ……んん」
 太めの男のキスで声が出せない。その男は片手で、自分のモノを掴んで、前の穴に押し込んだ。両手で腰を掴んで、自分のほうに引き寄せた。唇が離れた。グチュグチュと音を立てながら、二つのモノが動いた。体の力が抜けた。後ろに体を倒した。後ろの男が体を支えて、前の男が腰を引っ張ってくる。
「あぁん、あんっ、やっ、いたっ、やめ」
「嘘つくなよ。本当はもっとやってほしいんだろうが」
 前の男が動きを緩めた。液がたくさん太ももを伝った。
「……ああぁ、もっと激しく」
「オラァ、本当のこと言わんかい」
「欲しいって言ってんのよ。あんたに惚れたのよ。もっと奥までかき回して、私のことを離さないで、奥まで、エッチに……あぁっ、そこ、イッちゃう……感じちゃうのよ」
 男が激しく腰を動かし始めた。

6 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 14:43:48
「裸で電車に乗る変態中年オヤジに惚れちまったのか。この淫乱が」
「そうよ、あんたのことが好きになっちゃったのよ。あんたがこんなに激しくするから、責任取りなさいよ」
 佳織は男にキスをした。体を乗り出して、舌を入れる。
「俺もだ」
「もうこの女をここから放すな」
 二人の痩せた男がやってきた。佳織の手を掴んで、強引に自分のモノを掴ませた。佳織は自分からモノをしっかりと握って、しごきはじめた。
 真由は放心した状態で見ていた。朋子と他の女生徒が中に飛び込んでいった。男を押しのけて、進んでいくが、二号車に到達する前に、全員捕まってしまった。
「いやぁ〜ん、いきなり入れるなんて、あっ、あん」
 男が朋子を引き寄せて、後ろから強引に挿入した。そのまま、朋子を座席に四つん這いに座らせた。別の男が出てきて、髪の毛をわし摑みしした。
「おら、さっさと口を開け」
 車内はひどく淫靡な音に満たされた。中に入った女生徒はみな犯された。真由はドアの外にいた。
 男が真由に気付いてやってきた。ドアを開けようとする。

7 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 14:44:55
「きゃあ、ダメ」
 真由は懸命にドアを押えた。体に力が入らない。むずむずして、アソコが濡れてきた。
「ふがー!」
 男が唸り声を上げて、ドアを開いた。真由は後ろに下がった。後ろのエリアに乗客はほとんどいない。イヤホンをつけた弱そうな少年が一人だけだった。こっちに気付いて、目をやっていた。異様な光景を見て、五号車に逃げ出していった。
「やった、貸切だ。君を独占出来るぞ」
 五十歳ほどの男だ。ひどく興奮して、やってくる。真由は五号車に逃げるように走った。男の手が肩を掴んできた。そのまま、座席にのしかかって、真由を押し倒した。
「君、サイコーだ。今日一日、俺の……俺のマニアエッチに付き合ってもらうぜ、ウヒヒ」
「待って、お母さんに、まだ早いって、お願い……嫌だから」

8 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 14:46:15
「そらそらそら」
「あっん……すごい、素敵よ。もっと、もっとくれないと離してあげないから」
 佳織は前方の男にしがみついていた。
「六回目、いくぞ」
 男の動きが速くなる。中で射精した。ペニスを引き抜いて、佳織のカッターシャツを脱がせた。
「俺も四回目。思いっきり出すぞ」
「わ、私も四回目、いっちゃうぅっ!」
 後ろの男も射精した。佳織は膝を折った。何度もいって、体に力が入らない。前方の男にスカートを脱がされた。
「入れるぞ」
 男は佳織をドアに押し付けて、後ろからペニスを挿入した。
「もっと、もっと速く動かしなさいよ」
「またいきたいのか?」
 男が動きを止めた。
「そうよ。奥まで入れて、もっと速く動かして」
 男は手で佳織の乳房を掴んだ。腰の動きを速くする。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

9 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 14:49:45
 真由は下着を取られて、足を広げられた。男はペニスをヴァギナにあてがった。
「真由ちゃん、初めてかな?」
「嫌だぁ……」
「大丈夫、おじさん、AVたくさん見て、風俗店にもたくさん通ってるから。気持ちよくしてあげるね。初体験がおじさんでよかったね」
 男は一気に入ってきた。処女膜を貫通して、ペニスを子宮近くまで押し入れる。
「ほら、入っちゃった。見てごらん。おじさんとエッチな状態になってるよ」
「痛い、痛いから、もう嫌、いやあぁ!」
「すぐにおじさんのこと好きになるから大丈夫だよ。少しの辛抱だからね」
 男は身を乗り出して、真由の唇にキスした。唇の間に舌を入れる。腰を動かして、真由の中を押し広げた。

10 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 14:50:56
「おじさんは気持ちいいよ」
 真由の胸を潰すように触って、首筋から肩にかけて、舌を這わせる。真由の頭を撫でた。
「軟らかい髪の毛だね。真由ちゃん、まだ子供なのかな」
 男は真由の耳を全部口の中に含んだ。舌を内部に押し入れる。真由は唇を噛み締めた。体の中で何かが動いている。知らない人の前で足を広げているのが恥ずかしかった。
「あっ! かゆいとこに当たって……」
 真由は足をさらに広げた。男が気付いて、腰の動きを止めた。
「ん? どうしたのかな?」
「かゆいところがあって、そこを何とかしてほしいの。お願い」
「へえ、そうなんだ。どうしよっかな。だって、真由ちゃん、さっき嫌だって言ってたもん。嫌なら、抜くしかないよ」
 男がペニスを抜こうとした。真由は力を入れて、ペニスを強く締めた。

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3 エロ小説保管庫7 (Res:8)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 3
1 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 14:19:01
 翌日、ホームルーム前に、佳織がやってきた。周囲は騒がしい。
「考えてきた?」
「ええっと、あの、ちょっとだけならやってもいいかもって」
「そう、それはよかったわ。で、真由は携帯持ってないんだよね」
「うん、子供にはまだ早いって」
「真由んとこの親は何時代生まれ? 携帯持ってない高校生なんて、天然記念物よ」
「そんなこと言われても、お小遣いは月千円だし……携帯電話ってすごく高いんでしょ?」
 佳織は目を丸くした。月千円という単位は聞きなれなかった。
「ちょっと待って、真由んとこのお父さん、仕事は何しているの?」
「えっと、営業課長だよ」
「お母さんは?」
「薬剤師さんだよ」

2 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 14:20:09
「二人合わせて、年収はいくら?」
「2500万円ぐらいだって、言ってたかな」
「何人家族?」
「五人家族。おばあちゃんは入院中で、後、妹」
「それで、月千円ってことは、残ったお金は全部貯金してるってわけね。そんなに貯金してるから、経済が悪くなるのよ。携帯電話ぐらい、必要だから、買ってて言えば、いいでしょ」
「え、でも、お母さんが」
「頼み方が悪いのよ。もっと、必要だから、みんな持ってて、メールしたいからとか言えば、買ってもらえるわよ。それでもダメなら、このがめついババア、時代錯誤も甚だしいぞ、ちっとは進歩しやがれって言えばオッケーよ」
「そんなこと言ったら、怒られるよ」
「ほーい、ホームルーム始めるぞ。席につけ」
 担任の教師が来て、生徒たちは一斉に席に付き始めた。
「明日、一緒に買いに行ってあげるから、お金もらっときなさいよ」
 佳織も席についた。

3 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 14:21:14
 ここは父の会社。大手食品メーカーで、十五階建ての大きな建物だった。
「この度は、斉藤清氏を営業部長に昇進させることを表します」
「ありがとうございます」
 社内で拍手が起こった。父がまたひとつ出世した。同期の係長が笑顔で褒め称えた。
「いやー、さすがに、K大学卒業の清氏君は出世が早いねぇ」
「ありがとうございます」
「ですけど、これからは名前が有名になってきますから、責任重大ですよ。例えば、お子さんが何か事件を起こしたりすると、会社にも響いてきますから」
「大丈夫ですよ。うちの子は真面目でいい子に育ってくれましたから」
 父は子供を自慢に思っていた。何の汚れもなく、真面目に育ってくれた。事件など起こすはずがないと確信を持つことも出来た。

4 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 14:22:07
 総合病院付属の薬剤センターで、母は働いていた。患者がやってくる。七十台の老婆だった。近所の元気のいい老婆だ。
「あら、おばあちゃん、どうされたんですか?」
「実は、風邪をひいちゃってね」
「まあ、重いんですか?」
「なあに、熱が三十七度あるだけですよ。それより、お宅の芳江さん、ずいぶん具合がよくなってるそうで」
「ありがとうございます」
「もう、退院されるんですよね」
「ええ、早ければ、来週には。ホッとしてますよ、本当に」
「それから、B組の敏島さんのところ、泥棒が入られたんですって」
 それから、世間話が始まった。祖母は喘息で長らく入院していた。容態がよくなって、もうすぐ退院出来るほどに回復している。

5 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 14:24:49
「以上でホームルームは終わります。では解散」
 担任が出ていくと、教室は慌しくなる。真由はクラブに入っていないので、直帰することになっている。佳織がやってきた。
「今日、何か都合は?」
「うん、全然ないよ」
「なら、町をちょっと見せてあげるわよ。まだこのあたりには慣れてないでしょ。案内も兼ねてよ」
「でも、私、お金ないし」
「宝払いでいいわよ。どうせ、援交したら、月二百万ぐらい溜まるんだから」
「え、そんなに?」
「あ、そうだ、ちょっとこっち来て」
 佳織は携帯電話を操作しながら、真由を廊下に連れ出した。階段を登って、三年生のフロアに向かった。

6 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 14:28:47
 ――え、わぁ……!
 髪を染めた生徒は当たり前、スカートなど、下着が見えそうなほどに短い。三年生は驚くほど美形が多かった。
 佳織は躊躇いなく、三年生のフロアを歩いていく。教室の前に止まった。
「朋子、連れてきたわよ」
 奥に五人ほどの集団がいた。かなり美形の女生徒ばかりだ。黒髪のロングヘアの少女が近づいてきた。
 ――すごい、足が長くて綺麗……。
 朋子と呼ばれた少女は真由の手前まで来た。
「この子が真由って子かしら? ふーん、けっこう素質的に可愛いじゃん」
「あ、あの」
 真由はオドオドした。自分だけこの場で浮いている。逃げ出したくなった。
「この子、イメチェンしたら、絶対化けるでしょ。しかも、処女」
 佳織が真由を差し出した。真由の足は止まっている。目は今にも泣きそうになっていた。
「いい感じじゃないの。ちょっと、こっちに来なさい」
「あの、私……」
「まず、スカートね。これは長すぎよ。髪はこうやって跳ねてる感だしたら、色っぽくなるわね。胸はこれから成長させるとして、ウエストは目指せマイナス一センチね。それで、朋子のメイクを施せば、化けるわね」
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7 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 14:31:25
「あ、あの……」
 真由は教室の前に立たされた。教室にいた少女たちが拍手を始めた。
「うん、完璧ね」
「女体の芸術ね」
「ステータスでは劣るかもしれないけど、これは超上物って感じね。可愛いわよ、真由。美しいはメイクで補えるけどね、可愛いはもう完全な才能なのよね」
 佳織は真由の頬を撫でた。しゃがんで、太ももを撫でた。スカートが切られて、プラス二十三センチになった。
「あの、佳織ちゃん、恥ずかしいんだけど……」
 朋子が近づいてきた。
「あのね、だいたいの女ってのはね、美しさがどんどん成長するのよ。平均が50だとすれば、30から70まで、色々いるってこと。だけど、可愛さってのは平均が50だとすれば、70か30しかいない。中間層が少ないってわけ。70付近の奴らは上玉だから、こういうところにはなかなか流れてこないのよ。可愛いに美しいを配合すれば、もう完璧。分かる、真由ちゃん?」
「あ、あの……これじゃ、家に帰れないので、もとに戻してくれませんか?」
「もう切っちゃったから、もとには戻らないし。髪形も、もう前と同じにはならないわよ。いいじゃない、可愛くなったんだから」
「お母さんとかが見たら、驚くよ」
「みんな、こうしてるからって言えばいいじゃない。そうだ、さっそく今日、デビューしようか。真由に取って置きのデビュー戦相手がいるのよ」
 佳織が真由の手を掴んだ。

8 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 14:32:46
「じゃあ、いつもの場所。あなたたちも早く準備して」
 朋子が指示を出した。数名の女生徒は教室を出て行った。
 真由は妙なところに連れて行かれた。何かのお店のようだが、看板が上がっていない。佳織が真由の手を引っ張って、中に入った。
「おじさん、Sランク、五つほどもらえる?」
「おや、そっちの子は?」
 真由はよく分からないまま連れてこられた。後ろには朋子と女生徒十名近くがいる。いずれもかなりの美人だった。
「こっちは今日、バージン捧げる子。いつもの」
「ほう、こりゃ、楽しみなこっちゃな。ワシも参加するかな」
 男はカプセルを五つ取り出した。それから、コップに水を注いで、差し出した。
「え、これ飲むの? 大丈夫?」
「平気よ。ピルって言うの。これ飲むと妊娠しなくなるのよ。ああ、でも、性病の予防は出来ないから、病気になったら、病院にいかないといけないわよ」
「……」
 真由にはあまりよく分からなかった。佳織は同じ錠剤を躊躇いなく五つ飲んでしまった。朋子も女生徒も飲んでいる。
 真由も飲んだ。飲んでしばらくして、体の内側がかゆくなってきた。不思議な感じ。
「さ、じゃあ、行くわよ。時間がないわ。早く」
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4 エロ小説保管庫6 (Res:6)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 4
1 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 03:54:16
 とある一軒家。二階の窓に明かりがともっている。居間はテレビの音が響いている。
「さあ、九回裏、デビルスレイヤーズの攻撃はピンチヒッター球道から」
「よっしゃ、いけえ!」
 メガネの男が缶ビールを片手に盛り上がっていた。
「お父さん、音量をもう少し下げてください」
 母親が注意に居間に入ってきた。
 二階。真由は溜息をついた。自室のベッドの上だった。
「そんなこと急に言われても、無理だよ。でも、せっかく友達に誘われたから。興味もあるし……」
 高校に入学して、二週間が経っていた。ごく普通の高校だったけれど、田舎育ちの真由にとって、都会は外国のようだった。学校の大きさにもビックリした。
「一緒にやらない?」
 昼休みのときだった。友人の佳織がやってきた。スカートがかなり短い。膝上二十センチ以上はある。真由は膝マイナス二センチだったから、初めは驚いたけれど、出会って、二週間して、ようやく慣れてきた。
「え、何を?」
「真由は田舎生活が長いんだよね。こんなスカート穿いてんの、あんただけよ。ほら」
 個人差はあるが、周囲の生徒も膝上、少なくとも、プラスだった。マイナスは真由だけだった。
「え? でも、制服合わせのとき、これしかなかったよ。どうして、みんな短くなってるの? あ! 都会の人は魔法が使えるとか」
「あんた、そんな発想してると、カルチャーショック受けるわよ。別に強制はしないけどさ。一緒にやらない?」
「何を?」

2 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 13:47:09
「援交って奴よ」
「えんこう? 何それ、アンコウの新種?」
 佳織は目を丸くした。真由は真顔のままだった。佳織は空き椅子に腰掛けて、足を組んだ。おにぎりをいくつか取り出す。
「あんたさ、援交って、単語に聞き覚えはないの?」
「えんこう……う〜ん、あるようなないような」
「簡単に言えば、セックスさせてあげる代わりに、お金をもらうっていう、最近ブームのアルバイトだよ」
「セックスって何だっけ?」
 真由が純粋な目で尋ねてきた。小学生が親に尋ねるような目だった。
「あんた、この歳になって、聞いたこともないわけ?」
「あるよ、あるけど、意味は知らないんだよ」
「田舎って、ほとんどの子が初体験済ませる頃に、その行為の意味を知らないわけか。何か天然って感じね。純粋で可愛いっていうか。髪型も明治時代じゃないんだからさ」
 佳織は真由の髪をいじった。ショートの整った髪型だった。
「でも、髪型も校則で決まってたよ」
「もういいわよ。で、セックスっていうのは……」
 佳織は真由の耳元で囁いた。真由の顔の色が変わっていく。

3 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 13:48:47
「えー!」
「というわけ。それをやって、お金を稼ぐのが援助交際。分かった? で、一緒にやらないかって話してるのよ」
「そんなの、そんなの、ダメだよ。ダメダメ、そういうことは大人になってからだって、お母さんが言ってたよ……言ってたかな……?」
「真由、ちょっと立って」
「え、立つの?」
 真由は立ち上がった。佳織がどこからともなく巻尺を取り出した。
「身長156センチ、バスト79、ウエスト58、ヒップ81.十分大人でしょ。もう十分よ」
「私……大人? エッチなことする歳なの?」
 真由は目を真っ白にして、方針していた。
「自覚しときなさいよ。私は中学のときに済ませてるけどさ。真由はまだでしょ? 処女は高く売れるんだからお得よ」
「あの……いや、でも、そんなこと急に言われても……」
「興味は?」
「そ、それはちょっとぐらいあるけど、そういうことは大人になってからで、私にはまだ早くて……」
「適齢期だって言ったでしょ。そりゃ、子供産むには早いだろうけどさ。たかだか、セックスよ。赤ちゃんの頭よりずっと小さいわよ」
「あのその、でも心の準備が……」
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4 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 13:49:54
「ということなんだよね」
 真由はベッドの上で寝返りを何度も打った。突然、ガラッと戸が開く。
「えぇ、誰?」
「おー、真由、デビルスレイヤーズ、逆転優勝だ。ほれ、やるよ」
 父が酔っ払って、一万円札を投げ入れてきた。父を見る目がおかしくなっている。心がドキドキした。父はすぐに出て行った。
「えと、えと……エッチなことだから、その、お父さんみたいな人と、その、何だっけ……あれ? エッチなことって何するんだっけ?」
 真由はその場に立ち尽くした。そこへ誰かがやってくる。
「お姉ちゃん、パパにお金貰ったよ。ほら」
「何だ、美由か……ビックリした。お父さんかと思った」
 妹の美由だった。中学二年生に上がったばかりだ。都会に引っ越してきて、さっそく友達が出来たみたいで、よく友達を連れてくる。

5 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 13:51:07
 ――まさか、美由はもうエッチなこと知ってたりして……。
 妹に先を越されるのはどこか悔しい。
「ねえ、美由、セックスって何か知ってる?」
「セックス? なあにそれ?」
 美由は怪訝な顔をした。それから、笑顔になる。
「パパに聞いてきてあげるよ」
 美由が外に出た。
「あ、待って、ダメ! あ、わっ!」
 一万円札に足を滑らせて、真由は頭を打った。その間に美由は父のところに到達してしまった。
「ねえねえ、パパ」
「ん、何だい? 何でも訊いてみなさい、ハッハッハ」
 父は歯ブラシを握っているところだった。遅かった。真由は廊下を曲がったところだった。
「セックスって何?」
 父の顔が真顔になる。すぐに笑顔になった。
「ハッハッハ、セックスは楽器の名前だよ」
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6 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 13:53:58
「それはサックスのことじゃ。でも良かった……」
 真由はその場に座り込んだ。美由がやってくる。
「楽器の名前だって。セックス」
「美由、セックスじゃなくて、サックス。サックスだよ。言ってごらん」
「セックス!」
 美由は笑顔で階段を上がっていった。何かとんでもないことを教えてしまったかもしれない。
「明日までには忘れてくれるよね」
 あまり深くは考えないことにした。

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5 エロ小説保管庫5 (Res:7)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 5
1 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 02:39:04
「・・・・さぁ、こちらへどうぞ」

広間の出口に待機していたエレザが、二人を新居へと案内すべく先導に立つと、彼女に付き従うように若いカップルは、晩餐が執り行われた広間を後にした。二人はエレザに導かれ、赤絨毯(あかじゅうたん)の敷かれた広い通路を進んでいく―――。

晩餐の執り行われた大きな広間を出るまで、ミッシェルは敢えてサラ姫との距離を保っていた。ひとり娘を奪い去られる悲哀を、ありありと浮かべていた国王の気持ちに配慮していたのだ。しかし、広間を後にして通路へと進んだ時、もはや二人が距離を隔てる理由は何もなかった。通路に立つ衛士たちの前にも関わらず、やや後ろを着き従うように歩くサラ姫のか細い肩を、ミッシェルは左手で優しく押し包んだのだ。

ハッと身体を緊張させ、歩みを止めがちになってしまったサラ姫であったが、ミッシェルの逞しさをひしひしと感じ、たちまち心の中に喜びの感情が込み上げてきてしまう・・・・。少女は思わず身体を、ミッシェルに擦り寄せていった。

若い二人の睦まじい様子を、目一杯背中で感じながら、エレザは二人を案内して王宮の別館への通路を進んで行く。と、歩みを進める若い二人に背後から女性の声が掛かった―――。

「サラ、ミッシェル、待ってぇーっ!」

それはサラの母ティセラであった。彼女は薄い微笑みを浮かべながら、長いスカートの裾を軽く持ち上げ、小走りに二人に駆け寄ってくる。ようやくと二人に追い着いた彼女は、何故か泣いたように目を赤くしている。

「どうなさったの? お母さま」

「いえいえ、用事があるのはミッシェルなのよ」

2 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 02:45:39
ティセラの言葉にミッシェルは不思議そうな顔をしている。そんな彼の顔を見つめ、ティセラは優しい口調で告げる。

「ミッシェル。娘のことをよろしくお願いね。まだ若いお二人だもの。別に焦る必要はないわ。けっして無理はなさらないでね」

ミッシェルはティセラの言いたいことをすぐに理解した。サラ姫の身体はまだ、安易に男性を受け入れることができる程、成熟しきってはいない。無理に結婚の証を得ようとなどしないように、軽く諌めに来たのだ。

「はい、お約束します。決してサラ姫様を苦しめるようなことはしません。たとえ何年かかろうとも、決して無理には致しません!」

ミッシェルはティセラの顔を真剣な眼差しで見つめ、自分の堅い決意を明かした。

そんな二人のやりとりが、サラにはまるで自分を子供扱いしているようで気にいらない。ふくれた顔をして、すぐに二人の会話に割って入る。

「お母さまったら、私はもう大人です。明日にでも結婚の御報告をお持ちして差し上げますわ。それにそんなこと、わざわざ追いかけていらっしゃらなくても、先程おっしゃってくれればよいことではありませんか!」

「そうね・・・・。ごめんなさいね、サラ」
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3 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 02:47:47
(父親の前で娘の初夜の話などできようはずもない。そんな話を目の前でされようものなら、国王はショックの余り卒倒してしまうことであろう‥‥)

―――そんなティセラの細やかな配慮が、ミッシェルにははっきりと理解できた。それだけにサラ姫の子供っぽさがありありと感じられてしまう・・・・。

「お母上のご心配を、むげになさってはいけない。さあサラ姫、お母上にお詫びしなさい」

「だって・・・・」

反論しようとしたサラ姫だったが、ミッシェルの優しい眼差しに見つめられると、こわばった心が溶かされていくようだ。たちまちのうちに素直なサラ姫が顔を覗かせる。

「サラがいけないのね・・・・。ごめんなさい、お母さま・・・・」

それを聞いたティセラは、思わずプッと吹き出しそうになってしまった。今のサラには、いつものような自分の前でのおてんばぶりが微塵も感じられないからだ。恋する乙女のいじらしい反応に、母親はつい微笑ましく思ってしまうのを禁じ得ない。

「何よ、お母さまったら。私がお詫びしているのに、クスクスとお笑いになるなんて!」
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4 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 02:48:30
少女の抗議を当然予期していたのであろう。言うが早いかティセラは、くるりと背を向けて、まるで逃げるかのような速さで通路を広間の方へと小走りに引き返していった―――。

(やはり母に冷やかされてしまった・・・・)

母ティセラの余りにあからさまな言い様に、少女の顔がポッと紅く染まる。照れている自分が妙に気恥ずかしく感じられ、サラはミッシェルに顔を見られまいと俯いてしまった。ミッシェルにしてみれば、そんなサラ姫の恥じらい様が、とても可愛らしく思えてならない‥‥。

「さぁ・・・・行こうか」

ミッシェルの腕が再び少女の肩に回り、少女は俯いたままに小さくコクリとうなずいた。二人は再び新居への歩みを進める。

エレザに案内されながらしばらく王宮内の通路を進むと、二人は渡り廊下へと通じる踊り場へとたどり着いた。その渡り廊下の向こうには、新築されたばかりの白く輝く城が建っている。それこそが国王が二人のために用意した新居だったのだ。

初めてその城を目にするミッシェルは、余りの豪華さに肝を潰してしまった。

(凄い! わざわざ二人の新婚生活の為だけに、国王陛下がここまで立派な城を建ててくれるなんて・・・・!)
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5 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 02:49:28
「あっ、ミッェルさまっ?」

ミッシェルの様子の変化に気付き、サラ姫は彼の顔を見上げた。彼の優しくも情熱的な視線が、自分へと注がれていることに気付く・・・・。彼女はそんな彼の熱い眼差しに応えるかのように、瞳をうるうると輝かせて見つめ返した。

美しく澄んだ少女の瞳の中に、ミッシェルは自分の魂が吸い込まれていくような錯覚すら覚えてしまう・・・・。

「サラ姫、生涯を掛けて、あなたを愛し抜きます。どんなことがあっても、必ずやあなたを守り抜きます!」

二人は互いに見つめ合い、徐々に顔を近付け合っていく・・・・。

若い情熱に突き動かされている今の二人は、そこが渡り廊下の真ん中で、しかもエレザが側で見ているのも、全く忘れてしまっているようだ。熱い二人に当てられて、逆にエレザの方が気恥ずかしくなって赤面してしまった。

「―――ゴッホン! ンンッ、ンーッ・・・・!」

エレザは遂に耐えかねて、必死に咳払いを繰り返し、自分の存在を二人にアピールした。そのことでようやく彼女の存在を思い出し、慌てて取り繕うように振る舞うサラは、見る見る顔を赤らめていく。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

6 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 02:50:09
互いの気持ちの盛り上がりに、少し水を差されてしまった二人は、気恥ずかしさを感じ始めたのか、結局はその場でくちづけを交わさなかった。それでも二人抱き合うように寄り添いながら、二人にとって「愛の巣」となる新しい城へ、ゆっくりと足を進めていくのであった・・・・。

7 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 15:05:57
http://megalodon.jp/2010-0912-1805-50/ayana.linkulblog.net/e101704.html

ここからのコピペらしいw
美少女プリンセス強制妊娠計画(密室調教合宿の儀) 岳瀬浩司 著
第一章  美しき惑星 「ロイータ」
http://www.jupiter-novels.com/pri01.html

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6 エロ小説保管庫4 (Res:10)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 6
1 名前:イナゴナナシ 投稿日: 2010/09/20(月) 02:10:15
いつもならば完全に明かりが消え、「シーン」と静まり返っているはずの国王の寝室は、今宵は夜更けになってもまだぼんやりとした小さな灯りがともっていた‥‥。

大きなベッドの上からは、甘く切ない少女の息遣いと、時折「ピチャピチャ」と、まるで猫が皿に注がれたミルクを舐め取るような湿り気を帯びた音だけが響く―――。そこにはこの国の倫理道徳観からはとても信じられないような光景が繰り広げられている。何とまだ十五歳の可憐な少女が、三十半ばの貫禄ある男によって全裸にされ、しかも両脚を大きく押し開かれて唇での秘芯愛撫を受けているのだ。ゴージャンヌ八世のティセラに対する愛撫は執拗に続けられていたのである。

実は少女の寝衣を完全に脱がせ終えた彼は、少女の弱々しい抗議に耳も貸さずに、枕元の小さな明かりを灯し、存分に少女の初々しい裸体を網膜に焼き付けた後、少女にとって最も秘し伏せておきたかったであろう乙女の秘芯器官へと顔をうずめ、薄明かりの中にその清楚なたたずまいをじっくりと堪能し始めたのだ。

やはり少女のそこは綺麗だった。恥骨の隆起もまだ不完全だったせいか、余りに短い縦割れだったのだ。産毛と見間違うほどに頼りない金色の繊糸が辛うじて少女が完全な子供ではないことを心細げに告げているようだ。しかし、そんな幼いたたずまいの中にも彼女の肉体に乙女の息吹を感じずにはいられない。何故なら少女のそこは先程からの彼の愛撫に応えて、サラリとした透明な雫を秘芯の奥からジクジクと潤ませていたからである。

「とても綺麗だよ、ティセラ‥‥」

そう呟いた彼は、ティセラがまったく抵抗を示さないのをいいことに、そっと彼女の秘所を指先で押し広げ、内部までも観察する―――。

2 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 02:13:43
「あうっ、アンッ―――ハァハァ、あっ、あああぁぁーっ!」

聞き心地の良い少女の甘い喘ぎ声と、既に甘い汗を薄っすらと浮かべ始めている初々しくも瑞々しい肉体の反応が、ますます彼の愛撫を濃厚なものへと啓発させてしまう。それに呼応して更に艶っぽい反応を示してしまう十五歳の少女―――。それは少女がまるで相手の男性に対して、自身の肉体が「女」として「男」を受け入れることが可能であることを無意識にアピールしているかのような‥‥ともすれば自分を「女」の身体にすることに躊躇しかねない相手の性格を見抜いた「少女期の若牝」の潜在的習性(さが)―――。

もはやゴージャンヌ八世は一刻の猶予も待てなかった。ティセラの未熟さを残しつつも清楚で瑞々しい肉体と、その反応の余りの艶やかさに興奮も凄まじい彼は、彼女がロイータではまだ「子供」とされる十五歳という年齢であることすら頭の隅に押しやっていたのだ。そして小柄で若い、まだ男を知らぬ清らかな娘と交合を遂げるような錯覚を抱いたままに、遂に彼女のしなやかな長い脚を膝から大きく割り開くと、その間に逞しい腰を割り込ませていった。気ぜわしい息遣いのままに、少女の秘部の中心に位置する可憐すぎる初花のめしべ器官に、興奮凄まじく最大限にまでいきり勃ったペニスをピタリと当てがっていった――― が、その瞬間、彼は思わず目を見張った。

―――小さい! まだ幼すぎる!―――

3 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 02:14:39
まだ完全に発育を遂げてはいないものの、既に乙女頃の発育過程にあると思われていたティセラの秘所器官は、実はこうして彼が完全に硬直化したペニスを実際に当てがってみると、余りにサイズが小さすぎたのだ。これでは秘裂全体でやっと彼のペニスを迎え入れることが出来るくらいだ。が、彼女の肉体が受けるであろうダメージを気遣う余裕などもはや彼にはない。次なる彼の行為を待ち侘びているかのように、息遣いも荒くぐったりとしている少女をまるで覆い潰すかのようにして、その華奢な上体の上に厚い胸元を合わせると、少女の細い肩を両手でガッチリと掴み、そのまま一気に体重をかけていく―――。

「うっ―――!」

途端に少女の身体が強張りを見せる。その愛くるしい顔が瞬時にして苦痛に歪む。しかし少女は決して彼に苦痛を訴えようとはしない。まるですべての痛みに耐える心の準備が出来ているかのように、彼の大きな背中に小さな手を回して必死にしがみついている。

貫通がとても容易ではなく、長引けば余計に彼女を苦しめることになると知った彼が選ぶ選択肢に、もはや「撤退」の文字はなかった。少女をベッドに組み敷いたままに暴れないように押え付け、大きく息を吸った彼は、ティセラの幼い処女器官に、愛欲に熱(いき)り勃つ自己の分身を、力任せに一気にねじり込む―――。

(ズ、ズニュュゥゥーーッ―――!)

「ウッ、ウグッ、ギッ、ギャァァアアァァーッ―――!」

少女の小さな口元から耳をつんざくようなあらん限りの大きな絶叫が迸る―――。しかし彼はそれにひるむことなく、少女の行き止まりを計りながら尚もペニスを少女の奥へと送り込む。苦悶に歪む顔を打ち振るティセラの様子に心が痛む反面、余りにキツくて熱い彼女の処女粘膜の気持ち良さに、彼の牡器官の先端部から、思わず背筋がゾクゾクするまでの快感が一気に脳髄まで走り抜ける―――。

4 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 02:20:26
「済まないティセラっ! ウッ―――」

少女の激痛をおもんばかって一言だけそう叫んだ彼であったが、もはやそれ以上に口を開く余裕もない。少女の膣内の異常なまでの高温と、その収縮の激しさ、そして何よりペニス全体に絡み付いてくるような内粘膜の触感が、彼の脳髄を甘美な快感に痺れさせてしまっていたのだ。奥行きも深くない少女器官にペニスのほとんどの長さを強引に突き込んだ彼は、非情にもそのまま力強い抽送を開始する―――。

「ウグッ、ウッ! ウウゥゥーッ‥‥」

彼のガッチリとした身体の真下で、少女はヒクヒクと小刻みな痙攣を起こしながら弱々しい呻き声を漏らすだけになっている。満面にじっとりと脂汗を浮かべて、まるで悪夢にうなされてでもいるかのように、堅く瞳をつぶったままに時折顔を打ち振っている。まだ幼さの残るティセラの小さな肉体が、切り裂くような激痛に見舞われているのは、もはや誰の目にも疑い様のないことだ。しかし、彼女は弱々しい呻き声を発するだけで、決して彼に止めてくれとは言わなかったのである。

(ジュプッ、ジュッ、クチュッ―――)

彼の剛直と化したペニスが、少女の可憐な秘芯に根元まで力一杯突き込まれ、そしてゆっくりと引き抜かれる。

「クッ! クゥゥゥーッ―――!」

ティセラの苦悶も厭わず、彼は少女の内粘膜器官に夢中になって抽送を繰り返す。まるで食いちぎらんばかりの処女器官の余りに強い締め付けと、少女期特有の熱い体芯温の心地好さに、もはやティセラを思いやる余裕さえ消し飛んでしまっている。そして遂に彼は少女の初花粘膜が与えてくれるめくるめく快感に呑み込まれ、瞬く間に絶頂に達してしまった。
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5 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 02:21:54
ティセラの十五歳の未成熟な膣奥に向かって、勢いよく生命の潮流が注ぎ込まれていく―――。

「あっ・・・・」

その瞬間、ティセラは堅く閉じていた瞳をパッと開き、何かを感じ取ったかのように短い声を上げて身体をビクンと硬直させた。

ようやくと長い射精を終え、彼は深く息を吐いた。久しぶりの激しい運動のせいか、彼の顔も汗でぐっしょり濡れている。いや、既に全身とて汗塗れである。

少女を押し潰すまいとして両肘で上体を支えている彼は、しばらくそのままの姿勢で息を整えると次第に、まだ十五歳の無垢可憐な少女に対して、年甲斐もなく乱暴に挑んでしまった自分に愕然としていく―――。自分の身体の下で呻き声すら発しなくなっているティセラの様子が気にかかる彼だが、もはや自分がどのような顔をして、少女に一体どんな言葉を掛けて良いのか見当もつかない。これほど残酷な仕打ちをした自分に、もはや彼女は親愛の情すら失い、軽蔑と怨恨の感情を抱いてしまっているのは間違いないのだ。

それでも彼女の様子が気になって仕方がない彼は、今にも自責の念で泣き出しそうな表情のままに、自分の胸元の真下に隠されているであろう少女の顔をおそるおそる覗き込んでいく―――。

ところが、そんな彼の情けない表情を、ティセラは眩しいくらいの笑顔で見つめていたのだ。それは今まで通りの、いや、更に彼に対して親愛の情を深めたものだったのである。意外すぎる少女の笑顔に、彼は驚きを隠せない。しかし、少女が受けた苦痛は、決して軽いものではなかったようだ。ティセラの笑顔はじっとりと脂汗に滲んでいた。額や頬にたくさんの濡れた髪の毛がこびりつくまでに・・・・。そして愛らしい長い睫毛までもが、涙をしとどに含んでキラキラと輝いていたのだ。

6 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 02:22:55
「―――エヘッ、泣いちゃったわ。でも陛下さまったら、こんなに一杯お注ぎになられるまで我慢なさって・・・・。その心づもりでわたくし、陛下さまのお側に参っておりましたのよ。ウフッ―――」

ティセラはあどけない笑顔を見せて、クスッと笑った。

ゴージャンヌ八世は驚きを隠せない。キョトンとした顔で少女の顔を見つめるばかりだ。少女は尚も言葉を続ける―――

「もうティセラは殿方のお情けを知ってしまったから、どこにもお嫁にいけないわ・・・・。だから陛下さま、これからもわたくしをお側に置いて、可愛がって下さいね。ウフフ、あ、アンッ―――」

微笑んで話し掛けていたティセラが、短い嬌声を上げて切ない表情を見せた。少女の身体を貫いていた彼の肉棒が、完全に硬さを失い、少女の狭い秘芯から押し出されるように抜け落ちたせいで、途端に少女の秘芯から、熱を帯びた彼の精液がトロトロと流れ出てしまったのだ。少女の短い嬌声は、その感覚をはっきりと知覚した為のものだった。

「嫌だわ、恥ずかしい・・・・。お父さまにシーツをお見せしなければいけないのに・・・・。たくさんのシミがついてしまうわ」

そんな可愛らしい少女の言葉に勇気付けられ、彼はようやく口を開いた。

「お父さまだけじゃないぞ。広く国民にも見てもらうんだ!」
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7 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 02:25:01
「駄目よ! 私なんて絶対に王妃さまになんかなれないわ! みんなに尊敬される立派な人柄なんて、ティセラは持ってないもの。わたくしはこのままの方がずっといい!」

ティセラの眼差しは真剣だ。きっと父親からは、国王を慰めるだけでで良いからと、幼い少女の重荷になるようなことは一切告げられなかったのであろう。しかし、可愛いティセラの将来のことを思えば、側室のような日陰の立場に甘んじさせる訳にはいけないのだ。彼は何とか少女を説得しようと試みる。

「周りから『王妃様』と呼ばれるだけで、ティセラ自身はそのままで何も変わる必要はないんだよ。だからわがままを言わずに、これからも一緒に仲良く暮らそうじゃないか!」

優しい国王の言葉に、ついに少女の頑なな態度も解きほぐれたようだ。

「本当に? わたくし、何にも変わらなくていいの?」

「そうだとも! ティセラは今のままが一番だ! 可愛い少女のままでずっと私の側に居ておくれ」

「判ったわ。陛下さまがそうおっしゃってくれるのなら、ティセラは王妃様になってあげてもいいわ。でも一つだけ約束して欲しいの」

「ん? 何だい?」
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8 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 02:30:53
国王と王妃は、愛の行為をする時以外は、それぞれ別の部屋で休むのが慣習なのだが、どうやらティセラにとってはそれが一番辛いことらしい・・・・。いじらしいティセラの言葉に、彼は年甲斐もなく感動してしまい、彼女をきつく抱き締めてしまった。

こうして初夜を終えた二人は翌朝、ティセラの破瓜の出血と彼の放った大量の精液のシミに染まった昨夜の白いシーツをかざして、ティセラの父や国民の前に結婚の儀式を無事に果たしたことを広く示したのである。それからほどなくしてティセラの妊娠が判り、やがて玉のような女の子が生まれた。それが現在のサラ姫だったのだ。

こうして前妻を失ってから長い日々を孤独に包まれて過ごした国王ゴージャンヌ八世は、未だかつて味わったことのないような喜びに包まれて現在に至ったのである。そしてティセラの父や他の重臣たちも、自分たちの思惑が見事に功を奏し、王族主家の血脈が断絶を免れたことに、深く胸を撫で降ろしたのであった・・・・。

(―――あれから既に十六年近くの歳月が経っている。思い起こして見れば、それはまるで昨日のようでもある。月日が経つのは本当に早いものだ・・・・。しかし、今から思えばティセラの父は、目に入れても痛くない程に溺愛していたであろう末娘を、王家の血脈を絶やさぬために、わずか十二歳で国王である自分に差し出したのだ。それは身を切られるような心の痛みを伴うものであっただろう・・・・。そのことをあの当時の自分は、感謝の念を伝えこそすれ、充分に理解してはいなかったのだ。それを今日つくづく痛感させられた。きっと天はそれを戒めるべく、自分とティセラの間にサラをお授けになり、果てはこの日を迎えたのであろう・・・・)

9 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 02:31:47
広間からサラとミッシェルが退出して、若い二人の門出を祝う晩餐が終わったにもかかわらず、ただぼんやりとテーブルに頬杖をついてティセラの少女時代を思い出していた彼の心を、そんな悔恨の念にも似た切ない感情が塞いでいく‥‥。そんな憂鬱を慰めてもらおうと、今もあの頃と少しも変わらぬ幼くも心優しい王妃に、少しばかり愚痴をこぼそうかと隣りの席に目を遣った彼だったが―――、

「おや、王妃はどこへ参ったのだ?」

ふと我に返ったゴージャンヌ八世は、隣でグズって泣いていたティセラが、いつのまにかいなくなっており、一人ポツンと広いテーブルに取り残されているのに気が付いた。

「そなた、王妃がどこへ行ったか知らぬか?」

目の前で晩餐を終えたテーブルの後片付けをおこなっている若い侍女にそう尋ねると、彼女は動かしている手を休めて気まずそうに口を開く。

「あのォ、多分サラ姫様の後を追いかけていかれたものと・・・・」

それを聞いた途端、思わず彼は声高に口走る―――

「あぁぁーっ、また余計のことを言いにいったのであろうて! トホホホ―――」
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10 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/20(月) 02:33:08
...

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7 エロ小説保管庫3 (Res:10)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 7
1 名前:ななし 投稿日: 2010/09/19(日) 22:58:45
父親の気持ちをようやく察したのか、娘の奇麗な瞳には、更にたくさんの涙が浮かんでいた。

「サ、サラっ・・・・、ウウッ―――」

そうなってしまっては父親とて平静ではいられない。娘のいじらしい言葉を聞いて、遂に感極まって涙ぐんでしまった。

「まぁまぁ陛下ったら、あれほど涙を見せてはならぬと、わたくしに念を押されておいでだったのに・・・・。まさか御自分がお泣きになられるとは・・・・」

ゴージャンヌ八世の隣に座るサラの母である王妃ティセラは、優しく諭すように国王をなだめ、そっと白いハンカチを手渡す。

まだ若い王妃ティセラのその美しくも可憐な容姿は、さすがにサラ姫の生みの親だけのことはあった。ミッシェルも一瞬見とれてしまった程で、国中でも評判の美貌なのである。しかし、評判なのは王妃ティセラの美貌だけではなかった―――。

「陛下の側にはわたくしが付いておりますのに、そんなにお悲しみになられるなんて・・・・。何だかとてもお嫌ですわ。こうなったらわたくしも、どこかの殿方に嫁いでしまおうかしら・・・・?」

「お、おい、なんて突拍子もないことを!」

美しく若い王妃ティセラの大胆な発言に、ゴージャンヌ八世は目を白黒させて動転する。それでも年若い王妃の大胆発言は止まらない。

「そうだわミッシェル! サラとの結婚は辞めちゃって、わたくしと結婚しましょうよ!」

「な、な、何だと?!」

余りに突拍子な王妃の爆弾発言に国王の目が点になってしまった。

2 名前:ななし 投稿日: 2010/09/19(日) 22:59:52
「まあっ、何てこと言い出すの、お母さまったら!」

涙ぐんでいたサラまで、血相を変えてティセラの発言に抗議する。冗談とは判っていても、ミッシェルに関することとなると、サラはついついムキになってしまう。

「もう、意地悪ね。冗談に決まっているではありませんか。あらあら、二人とも涙が止まりましたよ。やはりこういう時は、気の利いたジョークが一番ですわ。ホホホホッ―――」

果たして王妃ティセラが、湿っぽい空気を取り払おうとして言ったのか、本気で言ったのか、夫にも娘にも判断がつかない。王妃ティセラはいつもこうなのだ。この無邪気で子供っぽい王妃の性格こそ、国中でその美貌をも凌ぐもっぱらの評判だったのである。

サラ姫の実の母であるティセラは、実は国王の後妻であり、国王とは十九も歳が離れている。しかも彼女は少女時代から、ゴージャンヌ八世と仲睦まじく暮らし、すでに大人の魅力を身につけていた彼の、広くて強い包容力と深い愛情に育まれて過ごしてきたのである。彼女の子供のような感性や無邪気な振る舞いは、きっと彼の温かい庇護がなければ、とうの昔に消え失せてしまうような性質のものだったに違いない。そして若くして国王の一人娘サラを産み、三十歳を過ぎた今でも、その心には子供のような遊び心と感性に満ちあふれていたのである。

実はサラ姫の無邪気さや活発さといった点も、そんな彼女の影響によるところが大きい。しかも、そんな母親に娘のサラは、いつしか年の離れた姉のように接していたのだ。同じようにティセラはティセラで、サラ姫が年頃に近づくにつれて、娘というよりはむしろ可愛い妹に接するような心持ちに自然となってしまっていたのである。

そんな二人の姉妹のような付き合い方は、外見にも良く現れていた。宮仕えをする従者たちの目から見ても、年齢よりも格段に若く見えるティセラと、若々しく艶やかな乙女に成長したサラ姫が一緒に並ぶと、知っていながらも一瞬、姉妹と錯覚してしまうほどであったのだ。

「いや、すまんのうサラ。めでたい日に涙は禁物であるのに・・・・」
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3 名前:傍観者 投稿日: 2010/09/19(日) 23:00:54
男親の娘を失う切なさに、胸も張り裂けんばかりのゴージャンヌ八世であったが、懸命に笑顔をつくって無言のままにうなずいた。本当は席を立ち上がって、最後にもう一度だけ娘を抱き締めたかったのであるが、ミッシェルの手前、余り格好のつくものではない。ましてやそんなことになれば、せっかく抑えることができた感情が、瞬く間に心に込み上げて来て、またしても感涙してしまうのは明白であった。

若い二人が背中を向けて、広間を後にしていく―――。国王は黙ったまま寂しそうに、愛娘サラの後ろ姿をいつまでも見送っていた。

「また娘が欲しい? もう一人作りましょうか?」

王妃ティセラはそう言って、無邪気そうに微笑みながら、そんな寂しそうな彼の顔を下から覗き込む。

「ば、馬鹿を申すでない! 私ももう年だ。それに娘はもうこりごりだ!」

―――こんなに悲しい想いをする位なら、娘を持つ身になるものではない―――。

この年になってようやく彼は、娘を持つ男親の気持ちに嫌という程気付かされてしまった。ヒシヒシとそう実感する国王の脳裏に、ふとティセラと出会った頃が思い浮かぶ・・・・。

「しかし、考えても見なかったことだが、そなたの父親も、そなたをわしの手元に預ける時は、さぞかし辛かったであろうのう・・・・。今すぐにでも会って、私への心遣いに深く礼を言いたいものだ・・・・」
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4 名前:ななし 投稿日: 2010/09/19(日) 23:06:22
―――今からちょうど三十年前。長い間連れ添ってきた前妻を不治の病で失ったゴージャンヌ八世は、まさに傷心しきっていた。しかも子宝にも恵まれておらず、その喪失感はとてつもなく大きいものであった。

癒されぬ心の傷を胸に秘め、まるで寂しさを紛らわすかのように、彼は職務に没頭してまる七年を過ごすこととなった。その間、どれだけ人恋しかろうとも、望めば国中のどんなに美しい女性にでも夜伽(とぎ)の相手を命じられる立場にあろうとも、彼は決して女性を側に近付けることがなかった。亡き妻への貞節を堅く心に誓っていたのである。しかし、これは次第に永年彼に仕えてきた重臣たちの悩みの種となっていく。国王の座に君臨する者の重要な責務として、子供のいない彼はどうしても跡継ぎを作らねばならなかったのである。それなのに再婚を頑なに拒む彼は、重臣たちが「新しいお妃」候補として王宮に召し出した美しい女性たちを、公務の邪魔であるとしてことごとく側に近付けなかったのだ。

どんな美女を宮殿に送り込んでも関心を示さない国王に、国の将来を憂う重臣たちは頭を悩ませ続け、遂に苦肉の策に出た。ある日彼の前に、ある重臣の末娘であった一人の少女を連れてきたのだ。それこそが今の王妃ティセラだったのである。当時ゴージャンヌ八世は三十三歳、ティセラは何と十二歳であった。

―――相手が十二歳の少女ならば、とても恋愛の対象と受け止めることはできまい。ならば彼女を側においても無理に遠ざけはしないだろう―――

それこそがまさに重臣たちの狙いであったのだ。そしてこの狙いはまさに的中だった。再婚をしつこく迫り、頻繁に数多くの美女たちを自分の側へと送り込んでくる重臣たちに、ほとほと嫌気が差していたゴージャンヌ八世だったが、さすがに自分の娘といってもおかしくない十二歳の少女の登場には、最初はただの小間使いの子供としか捉え様がなく、いつものように冷たくあしらって王宮から追い出すようなこともしなかったのだ。

十二歳の少女ティセラのその類希なる美しさと愛くるしい妖精のような仕草に、ゴージャンヌ八世は次第に親愛の情を深めていった。ティセラをまるで自分の娘のように可愛がったのだ。またティセラの方も次第に彼に打ち解けて、まるで実の父親に甘えるように心を許していったのである。

果たして重臣たちが期待していた通り、やがて少女は彼の身の回りの世話を任され、四六時中彼の側にいるようになっていった。しかも寂しがり屋の彼女は、彼が断るのも聞き入れず、いつしか彼と同じベッドで寝るようになっていたのである。まるで実の親娘のような睦み合いが、それからおよそ三年間も続いた。いつしかゴージャンヌ八世の心の中で、少女ティセラの存在は、悲しみや寂しさを癒してくれる、かけがえのないものへと成長していったのだ。

5 名前:傍観者 投稿日: 2010/09/19(日) 23:07:31
しかし、三年という歳月が成長させたのは、ただそれだけではなかった―――。少女ティセラの身体が、日増しに女性としての変化を見せ始めていったのである。

(―――か細かった少女の身体は、見る見る丸みを帯びて、幼い胸元は徐々に膨らみを増していく・・・・。そしてウエストが見る見るくびれ始め、ヒップの丸みを強調させていく―――)

しかも少女の変化は肉体だけにとどまらない。無邪気で幼い仕草は変わらないものの、時折ティセラは彼の膝の上に座って、その美しい瞳を潤んだようにキラキラと輝かせながら、熱っぽく彼の目を覗き込んだりし始めたのだ。

そこかしこに女の質感と情感をちりばめ始めたティセラに、彼も徐々に心を揺さぶられ始めた。―――彼とて男である。これほどまでに可憐な美少女が、まさに今、女を宿した肉体へと著しく変貌を遂げようとしているのを前に、平静を保っていられるはずがなかったのだ。しかもこの十年間、前妻との愛に殉じて、女性の肌のぬくもりを求めることを堪えに堪えていたのだから余計に苦しくてたまらない。彼は次第にティセラを大切に想う心と、抑え難い性衝動の間に身を置き、悶々とした日々を送るようになっていたのである。それでもティセラは夜になると、ピッチリとしたパジャマの中に男の性をくすぐり始めた柔らかな肢体を押し包んで、無邪気な笑顔を見せながら、彼のそんな気持ちに構うことなく彼のベッドにもぐり込んでくるのである。

毎朝のように寝不足気味に目を赤くしているゴージャンヌ八世を見るようになって、重臣たちはようやく機が熟したことを察知した。すぐに次の作戦に打って出たのだ。

ティセラの十六歳の誕生日を目前に控えたある日、ゴージャンヌ八世の心は大きな衝撃に見舞われることとなった。ティセラの父親であった重臣が、近日中にティセラを屋敷に連れて帰ると言い出したのである。

彼は「ティセラには決まった許婚もいないので、ある重臣の再婚相手にティセラを差し上げようと考えている。まだ相手には勿論、誰にも話してはいないが、娘を大変可愛がってくれた国王陛下には、前もって報告しに参った」と言うのだ。しかし、そのティセラの結婚相手の名前を聞いて、ゴージャンヌ八世は再び強い衝撃を受けることとなった。相手はすでに六十歳をとうに過ぎている、重臣たちの中でも長老クラスの人物だったのだ。王家への忠誠心こそ非常に強くて有名な人物であったが、その色好みの激しさもまた王宮では有名な人物だったのである。

確かにその重臣は先年、夫人を亡くして独身だが、現在も数人の若い乙女たちを囲っている。未だに枯れることなく色を好む元気さは王宮で知らぬものとてない事実だ。が、普通、娘の実の父親ならば、死んでも嫁に出したくない相手のはずである。とてもティセラが幸せになれるとは考えられない・・・・。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

6 名前:傍観者 投稿日: 2010/09/19(日) 23:10:49
果たして重臣たちが期待していた通り、やがて少女は彼の身の回りの世話を任され、四六時中彼の側にいるようになっていった。しかも寂しがり屋の彼女は、彼が断るのも聞き入れず、いつしか彼と同じベッドで寝るようになっていたのである。まるで実の親娘のような睦み合いが、それからおよそ三年間も続いた。いつしかゴージャンヌ八世の心の中で、少女ティセラの存在は、悲しみや寂しさを癒してくれる、かけがえのないものへと成長していったのだ。

しかし、三年という歳月が成長させたのは、ただそれだけではなかった―――。少女ティセラの身体が、日増しに女性としての変化を見せ始めていったのである。

(―――か細かった少女の身体は、見る見る丸みを帯びて、幼い胸元は徐々に膨らみを増していく・・・・。そしてウエストが見る見るくびれ始め、ヒップの丸みを強調させていく―――)

しかも少女の変化は肉体だけにとどまらない。無邪気で幼い仕草は変わらないものの、時折ティセラは彼の膝の上に座って、その美しい瞳を潤んだようにキラキラと輝かせながら、熱っぽく彼の目を覗き込んだりし始めたのだ。

そこかしこに女の質感と情感をちりばめ始めたティセラに、彼も徐々に心を揺さぶられ始めた。―――彼とて男である。これほどまでに可憐な美少女が、まさに今、女を宿した肉体へと著しく変貌を遂げようとしているのを前に、平静を保っていられるはずがなかったのだ。しかもこの十年間、前妻との愛に殉じて、女性の肌のぬくもりを求めることを堪えに堪えていたのだから余計に苦しくてたまらない。彼は次第にティセラを大切に想う心と、抑え難い性衝動の間に身を置き、悶々とした日々を送るようになっていたのである。それでもティセラは夜になると、ピッチリとしたパジャマの中に男の性をくすぐり始めた柔らかな肢体を押し包んで、無邪気な笑顔を見せながら、彼のそんな気持ちに構うことなく彼のベッドにもぐり込んでくるのである。

毎朝のように寝不足気味に目を赤くしているゴージャンヌ八世を見るようになって、重臣たちはようやく機が熟したことを察知した。すぐに次の作戦に打って出たのだ。

7 名前:ななし 投稿日: 2010/09/19(日) 23:12:47
ティセラの十六歳の誕生日を目前に控えたある日、ゴージャンヌ八世の心は大きな衝撃に見舞われることとなった。ティセラの父親であった重臣が、近日中にティセラを屋敷に連れて帰ると言い出したのである。

彼は「ティセラには決まった許婚もいないので、ある重臣の再婚相手にティセラを差し上げようと考えている。まだ相手には勿論、誰にも話してはいないが、娘を大変可愛がってくれた国王陛下には、前もって報告しに参った」と言うのだ。しかし、そのティセラの結婚相手の名前を聞いて、ゴージャンヌ八世は再び強い衝撃を受けることとなった。相手はすでに六十歳をとうに過ぎている、重臣たちの中でも長老クラスの人物だったのだ。王家への忠誠心こそ非常に強くて有名な人物であったが、その色好みの激しさもまた王宮では有名な人物だったのである。

確かにその重臣は先年、夫人を亡くして独身だが、現在も数人の若い乙女たちを囲っている。未だに枯れることなく色を好む元気さは王宮で知らぬものとてない事実だ。が、普通、娘の実の父親ならば、死んでも嫁に出したくない相手のはずである。とてもティセラが幸せになれるとは考えられない・・・・。

ゴージャンヌ八世は猛烈に反対した。しかしティセラの父は頑として首を縦に振らない。決して自分は目下の相手に娘を嫁がせるつもりはないのだと国王に説明し、挙句には条件に見合う相手がいなければ、一生ティセラを結婚させないとまで言い切ったのである。そして彼は、七日後の朝、娘のティセラを引き取りにくると国王に言い残して帰ってしまったのだ。

この縁談話はすべて重臣たちの考え出した作り話であったが、額面通り受け止めてしまったゴージャンヌ八世は、目の前が真っ暗になってしまった。ティセラの結婚相手が年相応の若者であれば、ティセラの幸せを一番に考えて、どうにか諦めることが出来たかもしれない。しかし相手が相手である。自分よりも年上でしかも好色家とくれば、おいそれとティセラを渡すことなど出来ようはずがなかったのだ。しかし彼は縁談に反対したいものの、少女の実の父親の意向を拒む正当な理由を見つけられぬまま、失意のうちに彼女と暮らせるあとわずかしかない大切な時間を浪費していってしまったのである‥‥。

そして遂に、ティセラと過ごす生涯最後となるはずの夜が訪れた―――。

8 名前:ななし 投稿日: 2010/09/19(日) 23:16:21
 その夜もティセラは屈託のない笑顔を見せて、彼のベッドにもぐり込んできた。

少女も明日の別れが寂しいのか、その夜はいつになく身体を擦り寄せて、まるで彼の身体の上に重なるように、うつ伏せのままに身体を強く密着させてきたのである。肌ざわりの良さそうなピンク色の厚手のパジャマ越しにも、少女の肉体の柔らかさが、どうしても彼にはっきりと伝わってきてしまう・・・・。

彼はどうにか自分の欲望を抑えようと、心の中で必死に戦った。最後まで父親のような存在として、彼女に接していこうと心に決めていたのだ。

彼の心には万感の想いが込み上げていた。明日の朝になれば、最愛の少女ティセラは、実家に連れ去られてしまうのだ。

―――今までの少女との素晴らしい思い出が、次々と彼の脳裏に浮かんでくる・・・・。

しかし、そんな彼の想いは、やがてこの少女に待ち受けているであろう悲しい未来にまで想像を巡らせ始めてしまったのである。

(十六歳の誕生日を迎えた夜、この汚れなき無垢な少女は、色欲爺いの慰み者にされてしまう・・・・)

いつも宮殿で会うあの初老の重臣が、嫌がるティセラの衣服を無理やり剥ぎ取り、ティセラの瑞々しい肢体を撫で回し、少女のあらゆる部位に口唇を這わしている無残な光景が、彼の脳裏に生々しく浮かんでしまった。するとゴージャンヌ八世はたちまち、胸を切ないまでに締めつけられ、まるで心臓を剔られるような心の痛みに晒されてしまう・・・・。
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9 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/19(日) 23:18:09
彼はティセラの身に付けていた少女らしいピンク色をした厚手のパジャマのボタンを、焦りを抑えきれぬ震える手で次々と外していく―――。彼によって両脇に万歳するように押しやられた少女の小さな手は、力なく指先を丸めたまま彼の慌ただしい行為を許している。少女は眠気まなこのようなトロンとした眼差しのままで、その愛くるしい美貌をやや横に向けて、これから自分の身に施されるであろうすべてのことを受容する様子だったのだ。それが興奮に包まれている彼にもはっきりと判る。それゆえに彼は、自身の胸奥に強くわだかまる「背徳心」を、容易に乗り越えることが出来たのだ。

やがて少女のはだけた胸元を、震えた両手でゆっくりと開いた彼の目に、眩しいくらいに透き通った瑞々しい素肌と、少女っぽさの残る可憐な乳房が現れた。ティセラは下着を着けていなかったのだ。

まだ蒼さを色濃く秘めた少女期の乳房とはいえ、しっかりとした丸みを彼の目に訴えている。何より彼にとって感動的だったのは、少女の乳房の先にちょこんと彩り添えた余りに可憐な乳頭であった。彼女の小さな手の、更に小さな小指の爪先ほどの大きさもない。それが健気にその存在を彼に訴えるかのように、薄い桜色を帯びてピンと上向いていたのだ。しかもその周囲の薄桃色を宿した乳暈の縁どりの頼りなさが、まるで無垢な乙女の香りを誇っているかのようでもある。もはやそれを目の前にした彼は、感動している余裕すら吹き飛ばされてしまい、ただの一匹のオスとして少女の初々しい肉体に挑みかかっていった―――。

「あぁっ、陛下さまっ‥‥!」

興奮した彼に貪るが如く激しく乳房を吸い立てられる少女は、弛緩させていた身体を「ビクン、ビクン」と震わせ反り返らせる―――。思春期の敏感な膨らみは、彼の経験豊富な熟年の手ほどきの前に、少女自身にたやすく「蒼き性の扉」を開かせ始めていたのだ。

「くふぅっ‥‥、あっ‥‥んあっ―――」

若鮎のように新鮮な反応を見せる十五歳の少女の様子に、彼はますます熱のこもった愛撫を繰り返す―――。唇と舌を巧みに使い分け、「チュパチュパ」と音がするほどの情熱と巧みさで、年頃の少女にとって確実に「弱点」となり得る、その小さくも尖りを帯びた乳頭に、執拗に愛撫を繰り返す―――。

少女の息遣いが次第に荒くなっていくのが判る。そして片方の手を少女の下半身に這わせ、優しいタッチで内腿を撫で擦りつつ、頃合を見計らって少女の谷間をパジャマのパンツ越しに指先でなぞってみる‥‥。そこは熱い空気が宿っている。まだ濡れているのかどうか判別はつかなかったが、熱い空気に包まれたそこは既に子供のようにのっぺりとしたものではなく、確実に乙女の息吹を芽生えさせているのが厚い布越しにも彼にはっきりと判った。余り強く刺激を与えぬように心掛けながらも、柔らかな乙女の隆起を見せ始めている秘部から、その真下へと縦に延びる凹みを容易に捉えて、何度も指先で軽く擦り続ける―――。
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10 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/19(日) 23:21:22
そんな感覚を初めて知ったのだろう。少女の反応は凄まじい。ティセラのまだ十五歳とは思えぬような艶やかな喘ぎ声に、もはや彼は大人としての落ちつきをとうに失ってしまっていた。ただ幼牝の肉体を征服したいという盛牡としての本能に突き動かされるままに、彼の唇と指先は性急さを帯びて少女の下腹部へと一気に下降していく―――。

まだ少女のパジャマの上着も、前を大きくはだけたままでちゃんと脱がせもしていないのに、彼は少女のパジャマのズボンに両手の指先を掛けると、彼女の同意を得ることもなく一気にパンティーごと抜き取った。

「あっ、やんっ!」

拒絶の意が込められたような黄色くて可愛い悲鳴が上がった。やはり少女には心の準備も必要だったのだろう。ここまでさして抵抗も見せなかった彼女が、初めて身体をよじって彼の行為を中断させたのだ。が、冷静さを失っている彼はそんなことに気付きもしない。そんな中断を幸いにして、自分の寝衣を脱ぐのに必死である。

脱ぎ散らかすような慌てぶりでようやくと裸になったゴージャンヌ八世は、ようやくとティセラがまだパジャマの上着に袖を通したままであるのに気付き、身体を丸めていたティセラを仰向けに抱き起こして、やさしい手付きでパジャマの上着を脱がせてやった。その頃には彼女の心の準備も整っていたのだろうか、先程と変わらぬような力ない状態のままに、彼の行為に素直に身を任せるだけになっていたのである‥‥。

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1 名前:バッタ 投稿日: 2010/09/19(日) 22:46:15
(ゴォォォ―ッ、ゴゴォォォ―ッ―――――)

遠くで風の巻くような音が聞こえている・・・・。

どこから流れてくるのであろうか。どんよりと漂ってくる生暖かい空気は、たちまちに素肌をジットリと汗ばませてしまうほどだ。

(とても息苦しい・・・・。しかも何故か身体がひどく重い・・・・)

しかし、これだけ五感がはっきりしているのに指先すらも動かすことが出来ない。目を開けることさえ出来ないのだ。

オレンジ色に揺らめく灯りが薄いまぶたに透けて遠くに映る・・・・。

(ここは一体どこなの? どうして身体がいうことを利かないの・・・・?)

心の中で自問してみても思考がうまく働かない。ここの熱気のせいだ。意識と感覚が甦った今でも、頭の一部分が白い霧のようなもので覆われているような感覚だ。

しかし、自分の身の置かれている状況は、とても常識では考えることが出来ない。まったく衣服を身に着けていないのだ。しかも縄のロープのようなものが手足に結ばれ、身体を大の字に仰向けにされている。ワラの上に直接身を置いているのが、はっきりと背中を通して伝わってくる。

(これは一体どういうことなの? どうして私がこんな目に遭わなくちゃいけないの?)

覚醒しきった少女の意識に、五感から伝わる情報が交錯し、パニックを引き起こす―――。しかし、叫びたくとも声が出せない・・・・。

そんな時である。ワラを踏む音がして、「何か」が近づいてくる気配がしたのは・・・・。

やがて首筋に一瞬「チクッ」と針のような物を刺された。が、余り痛みは感じられない。

2 名前:バッタ 投稿日: 2010/09/19(日) 22:47:10
しばらくすると、あれほど重かったまぶたが開くようになった。見開いた可憐で大きな瞳が瞬く間に眩しい光に翻弄される。それでも必死に目を凝らして周囲の状況を探ろうとすると、ようやくと光源の正体がはっきりとした。ロウソクの炎だったのだ!

ようやく身体にも力が入るようになった。しかし、やはり手足はしっかりと拘束されている。動かせるのは顔だけだ。キョロキョロと周囲を見渡せば見渡すほど、自分には馴染みではない場所であることに不安を覚えるばかりだ。

―――木造の古い部屋・・・・しかも狭くて天井も低い。窓も見当たらない・・・・。まるで物置小屋か動物の檻にでもいるような錯覚を覚えてしまう・・・・。

一体何故自分がこんな場所に監禁されているのか、頭の中の一部がぼやけていて、どうしても前後の記憶が思い出せない。とうとう少女は悲しくなってしまった‥‥。

「どうしてなの・・・・。誰か・・・・誰か助けて・・・・」

ようやくと動くようになったあどけなさの残る口元からポツリとそう呟いた少女の声に、しわがれた男の低い声が応えた。

「目が醒めたようですな、サラ姫様、フッフッフッ―――」

そうなのだ。この監禁されている少女こそまさに、ロイ―タ王国のプリンセス、ゴージャンヌ=サラ王女だったのである。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

3 名前:バッタ 投稿日: 2010/09/19(日) 22:47:46
「グ、グレイルではないですか!・・・・これは一体どういうことです! しかもそのように裸で私の前に現れるとは無礼な! すぐにこの縄を解いて私を自由にしなさい!」

サラ姫はどうやらこの老人を知っているらしい。全裸のまま仰向けに、しかも大の字にされて、床に敷き詰められたワラの上に固定されるという気が遠くなるような恥ずかしい格好を取らされていながらも、彼女は気丈な態度を示そうと、「キリッ」とした視線で老人の顔を見つめ、語気を強めてそう言い放った。

臣下の前ではいつでも毅然と振舞う性格は、おそらくは国王である父親譲りのものであろう。未だそこかしこに幼さを残す顔に似て、あどけなさ漂う可愛らしい声ではあったが、一点の曇りもない透き通った瞳にまじまじと見つめられてこうも厳しく叱責されては、さすがにこのグレイルという老人も多少の戸惑いを覚えてしまったようだ。

「うーん、手厳しいことをお言いですなぁ・・・・」

白髪の混じる薄い頭をポリポリと掻きながら、全裸の老人はしばし俯いてしまった。何やらブツブツと独り言を呟いているようだったが、サラ姫には少しも聞き取れるものではない。部屋の外から聞こえてくる激しく風が巻く音が、老人の低い声を簡単に打ち消してしまうためだ。そのことが一層、少女の心を不安にさせる。何も言い出すことすら出来ずに、グレイルの様子をただ見つめるばかりだ。

目の前に座り込んでいる老人は既に七十に近い。薄い髪の毛にも多くの白髪が混じっている。全身にもシミや皺が目立ち、もはや寿命も尽きようとしている容貌だ。黒ずんだ不健康そうな黄土色の肌に顔だけが異様に脂ぎっている。まるで何から何まですべてが、若く萌え始めたばかりの十六歳のサラ姫とは完全に対比しているようである。

4 名前:バッタ 投稿日: 2010/09/19(日) 22:48:19
実はこのグレイルという老人、遠縁ではあるが王家の親戚に当たる―――つまりはれっきとした貴族なのだ。しかし、貴族とはいっても彼の場合、現国王との血縁関係が七親等以下であり、最も低い爵位であった為、貴族特権はほとんどなく、勤労によって身を立てねばならぬ立場であった。しかし彼は医学の分野でその名を世に大きく広めており、その医術の腕前はロイ―タで一番と認められるほど優秀で、国の最高医療機関たる「王立病院」の院長を務めるほどなのだ。しかも長年に渡り王宮の医務局長を務めている。つまり、ジェイバッハ王家の主治医なのだ。そして彼の一人息子であるケッベルは何と国王親衛隊の隊長を務め、多くの兵士たちを指揮する立場にある。どちらもサラ姫の父であるゴージャンヌ八世によって登用されたものだ。つまり、ジェイバッハ王家にとっては、親子共に最も重要な存在であり、その信頼の高さというものは、他の爵位の高い貴族たちと比べても、決して勝るとも劣らない厚いものだったのである。

実はサラ自身も幼い頃から、このグレイルの診察を受けて育ったのだ。幼い頃のサラは、毎日行われる健康診断の後で、よくこの老人に遊んでもらったものだ。しかし、やがて年頃になった彼女は、定期的に行われるグレイルの診察を拒むようになっていった。時折感じるグレイルの自分の裸を舐め回すような視線に抵抗を覚え始めていたからである。ちょうどその頃、彼女が初潮を迎えたこともあって、診察には王妃専属の女医が付くことになった。それ以来、サラは王宮の中でグレイルと顔を合わしたことは一度もない。グレイルの言ったとおり、それから四年近くの月日が経とうとしていたのだ。

「なぜ私がこんなところに・・・・? ここは一体何処なのですか!」

胸に込み上げた不安が堰を切ってほとばしり、小刻みに震えながらサラ姫は、俯いたままのグレイルに今にも泣きそうな声で問いただした。

「ここは衛星コプラにある私の秘密の研究施設です。ようこそサラ姫様、クックックッ―――」

そう言いながら老医師の顔がゆっくりと持ち上がる。

「コプラですって? そんな・・・・」

少女は言葉を失ってしまった。どうやら自分が気を失っている間に、惑星ロイータから衛星コプラへ連れ去られてしまったらしいのだ。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

5 名前:バッタ 投稿日: 2010/09/19(日) 22:48:54
『コプラ』は惑星ロイータの唯一の衛星で、地球にたとえるならば「月」のようなものである。ところがこのコプラという衛星には、ロイータ同様に大気と水が存在するのだ。しかし、火山が多くて気温と湿度が高いのでジメジメして蒸し暑く、あまり人類が移り住むには適していない。勿論そんな環境下に他の知的生命体も栄えてはいない。つまり、このコプラは無人の衛星なのである。グレイルがこんな辺ぴな星に秘密の研究機関を持っていることなど、誰も知る者はいないだろう。ましてやロイータからコプラまでは、惑星と衛星が最接近した場合でも、光速艇(スターシップ)を使っても丸二日はかかるのである。しかも大きさはロイータの約4分の1に過ぎない小さな衛星ながら、重力は何とロイータの約2倍もあるのだ。どうりで華奢で小柄なはずのサラ姫が身体を重く感じたはずである。しかし、サラ姫は衛星コプラの環境について、その過重力状態の事実だけはまったく知らなかったのである。

「どうして、コプラなんかに・・・・」

そうポツリと呟いたサラ姫は、意識を失ってしまう以前のことを思い起こそうと、遠くを見つめて精一杯記憶の糸を辿り始めた。しかし、やはりこんな状況に陥る前の肝心な記憶がどうしても思い起こせない・・・・。と、そんな時、前触れもなく突然、油断していたサラ姫の身体に向かって、グレイルの皺だらけの手が伸び、彼女の素肌をジンワリと撫で回し始めたのだ!

「イッ、イヤーッ! やめなさいっ、グレイル! 無礼者っ、なりませんっ、ウッ、いやぁあああっ―――!」

不意の侵蝕に少女の身体がビクンとのけ反る。しかし、手足を大の字にしっかりと固定されてしまっていては、何ら抵抗できるものではない。すべては老人の手のひらの成すがままである。

「ううっ、いやぁぁっ!」

サラ姫の瑞々しい肢体がくねり波打つ。老人の手のひらが全身を這う余りにおぞましい感覚に、少女の繊細で透けるように白い素肌が鳥肌立っている。それでもグレイルの手のひらは休むことなく、サラ姫の瑞々しい身体を堪能し続ける。

6 名前:バッタ 投稿日: 2010/09/19(日) 22:49:29
「四年前まではまだまだ子供だったのに、しばらくお目にかからぬうちに、ここもずいぶんと膨らんで・・・・、サラ姫様の身体もずいぶんと大人になりましたなぁ。やはりここまでお育ちになられるまでの成長過程を、この目でしっかりと観察したかったものです。いや、それはこれからでも遅くはありませんな、ヒッヒッヒッ―――」

グレイルは舐め回すような淫猥な眼差しで、サラ姫の瑞々しい肉体を隅々まで観察しながら、そうしみじみと呟いた。その言葉を聞いて、一瞬のうちに少女の以前から抱いていた「ある疑念」が「確信」へと変化する。

《―――やはり以前からこの老医師は、わたしを診察していた時、淫猥な眼差しでわたしのからだを見ていたのだ!》

「しかし十五歳でここまでの艶っぽさをお備えになられるとは、これから先が楽しみですなぁ・・・・。やはり王妃様のように、あのように色っぽく御成長なさるのですかねぇ、ヒッヒッヒッ―――」

身の毛もよだつグレイルの手のひらの感触に必死で悶え抗うサラ姫だったが、何故かそんなグレイルの言葉に引っ掛かりを覚えた。何の意味も成さないのは承知だが、この卑怯な老人に対する反抗心が彼女の口を自然に開かせたのだ。

「ウッ、私はもう十五ではありません! すでに十六になりました。クウゥゥッ―――!、・・・・!?」

自分の口を衝いて出たその言葉に、サラ姫の脳裏で何かが弾けた。

(そうだわ! 私は十六歳の誕生日を迎えたのよ! そしてミッシェル様と・・・・!)
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7 名前:バッタ 投稿日: 2010/09/19(日) 22:50:27
あの日は少女にとって最高の幸せと喜びに包まれた日であった―――。

十六歳の誕生日を迎えたその日の夕刻、サラは幼い頃からの許婚であったミッシェルと、実に七年ぶりの再会を果たしたのだ。遂に少女は幼い頃から夢見てきた、愛する若者との結婚に望むのである。

七年ぶりに対面したミッシェルは、サラが思い描いていた通りの、いや、それ以上に凛々しくも逞しい若者に成長していて、彼女の心を激しく感動させた。背は彼女よりも遥かに高く、体格とて王宮警護の任にあたる衛士たちにも引けを取らぬ立派なものだ。何より彼女にとって想い出深かった、彼のその輝くような爽やかな笑顔は、少しも昔と変わっていなかったのである。

「・・・・ミッシェルさま・・・・。サラはこの日が来ることを、ずっと長い間夢見て過ごして参りました・・・・」

大きな瞳を潤ませながら万感たる想いを口にする少女の声は、いつになく淑やかでいじらしいばかりである。

「僕もだよサラ姫・・・・。でも、こんなにも美しくおなりになっていたとは・・・・まるで小さい頃のおてんば振りが嘘みたいだ」

ミッシェルとてサラ姫の成長ぶりに喜びと感動を隠し切れない。二人は国王と王妃の前にも関わらず、久しぶりの再会に感極まってしまい、熱く見つめ合うばかりでなく、遂には「ヒシッ」と抱き合ってしまっていた。若い二人にとって七年の歳月は、それほどまでに長い時間であり、相手を想う気持ちを更に大きなものへと育んでいたのだ。

今宵から二人は晴れて夫婦となるのだ。サラ姫はどんなにこの日を心待ちにし、そしてどんなに心と身体の準備をしていたことだろう。
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8 名前:バッタ 投稿日: 2010/09/19(日) 22:51:03
学校に通わぬサラ姫が、自分の体の成長が他の少女達と比べて遅いことに気付いたのは12歳になってからである。母のティセラも小柄で成長が遅かったのに比べれば、彼女はまだ発育が良いほうだったかもしれない。しかし、少女は比較する相手を間違えていたのだ。王宮に仕える20歳前後の艶やかさを漂わせた女性たちと自身の身体を比較するものだから、どうしても自分の身体が幼稚にしか映らなかったのである。それゆえに少女は、まだ初潮も迎えていなかったというのに、懸命に「大人の女」としての肉体美を得ようとしたのだ。あれ程嫌っていた牛乳を、身長も伸びるし胸も豊かになると教えられると、一日に3度も飲むようになった。睡眠時間を長く取ることが成長を早める秘訣と聞けば、とにかくたくさん寝るように心掛けた。その乙女心たるや、まさにいじらしい限りである。

そんな努力の甲斐あってかサラ姫の肉体は、十六歳にしてはまずまずと言った程度の発育を遂げて、今日という子供の頃から長く待ち侘びた大切な日を迎えたのである。美しきプリンセスにここまで慕われただけでなく、次期国王の椅子をも約束されているミッシェルには、もはや「果報者」などという言葉では片付けられぬ周囲の貴族たちからの激しい嫉妬さえ巻き起こっていた程だ。しかし、愛し合う若い二人にとって、国王の椅子もプリンセスの立場も、相手を想う熱い情熱の前には、身を飾る道具にすら値していなかった。とにかくこうして再会できたこと。そして何より、これからはずっと一緒にいられるという喜びしか、熱く抱き合う若い二人の心の中には存在していなかったのである。

そして遂にそんなサラ姫が、十六年間大切に育んできたものすべてを、ミッシェルに委ねる時がやってきたのである‥‥。

9 名前:バッタ 投稿日: 2010/09/19(日) 22:51:44
 サラ姫の十六歳の誕生日とミッシェルの成人を祝って執り行われた晩餐は、もうすぐ終わりを迎えようとしていた。これはサラ姫にとって国王と王妃の「娘」としての最後の夕食でもある。

なごやかな雰囲気に包まれた晩餐であったが、終わりが近付くにつれて、次第にサラ姫の父であるゴージャンヌ八世の表情は暗く打ち沈んでいった。しかも余り食が進まないらしく、出された料理のほとんどが手付かずで残されている。実は彼はできるだけ陽気に振る舞おうと、ほとんど食事も取らぬままに発泡酒(シャンぺン)ばかり飲んでいたのだ。

しかし最初のうちは陽気に振る舞えた彼であったが、酔えば酔うほどに心の中に押し隠した感情が、心の中に満ち溢れてしまう・・・・。娘が他の男性に取られてしまうようで、とてつもなく悔しいのだ。

無理もないことだ。これほどまでに美しい姫に成長した、たった一人の愛娘が、今宵、他の男性の妻となるのである。何ともいえぬ切なさが胸中にこみ上げてくる‥‥。かといってゴージャンヌ八世は、決してミッシェルを認めていない訳ではなかったのだ。

(この世で最も愛する一人娘のサラの夫として、また次期ロイータ国王として、目の前のミッシェルという若者は、およそ他に探しようもないまでに凛々しくも爽快な青年である―――いや、小さい頃からこの若者は、何か人を引きつけてやまぬ魅力があり、ロイータの次代を担う人物に成長する片鱗を、そこかしこに漂わせていた。だからこそ自分は、彼の父親であるビシュタルク侯爵の提案に賛同し、彼とまだ幼かった溺愛するひとり娘の婚約を認めたのだ。―――やはり自分の先見性に狂いはなかった・・・・)

それはそれで彼には喜ばしいことではある。しかも長年に渡り、若い二人が互いに想いを寄せあっていたことも、彼は充分に理解していたのだ。しかし、自分の向かいに座っている娘の輝くような眩しい笑顔は、まさしく幸福の絶頂にいるような、父親である自分にも今までに見せたこともない程に素晴らしいものであり、隣に座るミッシェルを見つめる時の娘のしっとりと潤んで輝く瞳を見ていると、父親であるゴージャンヌ八世は、娘の心の中にはすでに自分の居場所がないことを嫌という位に思い知らされてしまうのだ。

言いようのない喪失感が彼の心に去来し、つい言葉もないままに、どうしても幸せそうな娘の顔を寂しげに見続けてしまう・・・・。

10 名前:バッタ 投稿日: 2010/09/19(日) 22:52:25
「まぁ、お父さま。どうなされたの?」

ふとテーブルを挟んで座る父親の寂しげな視線に気付き、サラは不思議そうに父親に問いかける。が、我に返った彼は、娘の呼び掛けに驚いたようにまごつき、思わず視線を伏せてしまった。

「い、いや、何でもない。ただ・・・・」

いつもの凛々しい父らしからぬ元気のない態度に、娘は心配そうに父の方を見つめて問いたずねる。

「いかがなさったの?・・・・まさか、お身体の具合でも、お、お父さまっ!」

そう言ったサラ姫は、たちまち泣き出しそうな表情を見せた。

「あ、いやいや、そうではない」

娘の余りに見当違いな問いかけに、父親は泡をくったように否定するが、既に娘の目には涙が浮かんでしまっている。
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1 名前:バッタ 投稿日: 2010/09/19(日) 18:55:44
豊かな自然と澄んだ空気に包まれた広大な大地に、清らかな鐘の音がどこからともなく響き渡っている。

ここは地球にも似た自然豊かな美しい星。そこに暮らす人々は自らの住むこの星の名を惑星『ロイータ(=芽生え栄える星)』と呼ぶ。

大きさは地球のほぼ3分の1ではあったが、資源豊かな海も存在し、地表の半分を占める大きな陸地には、約600万人もの人々が繁栄を極めていた。

高度な文明が栄える現在のロイータは、都市と農村、そして自然が見事に調和した素晴らしい惑星である。とは言え、そんな民衆が平和に暮らす美しいこの惑星も、古代の歴史をひも解けば、そこには数百もの国々が大陸に覇を競い合う、血と涙に彩られた残酷で暗い過去が存在していた。しかし、現在この星の人々の暮らしを見渡す限り、そんな凄惨な歴史など微塵も感じさせてはいない。それはすなわち、遥か以前にこの星が一つの国家に統合されたことを意味するものなのだ。

実はすでに今から250年以上も前から、この星に住む人々は『ロイータ王国』と呼ばれる『ジェイバッハ王家』の統治の下で、平和と繁栄の日々を送っていた。

ロイータ王国も昔は、大陸の東端にある弱小国家に過ぎなかった。今では想像もつかないことだが、隣国からの攻撃を受けて度々滅亡の危機に瀕したものだ。それが今やロイータの大地に、唯一無二の王国を築き上げているのである。

名君たちが名を連ねるジェイバッハ王家歴代の国王の中でも、現国王である『ジェイバッハ=ゴージャンヌ八世』は、名君の中の名君として広く国民たちの信頼と尊敬を集めていた。それは人柄によるところも決して小さくはないが、やはり彼の治世を語る上でも、強い政治手腕で国政改革を断行した功績によることを評価する方が正当であろう。何と言っても彼は、特権階級であった貴族たちから不逮捕特権を剥奪し、国民生活への不当介入を制限したばかりか、恩給下賜制度を廃止して国民の税負坦の軽減に努めたのである。その他にも、住民自治制度を導入して地方の自治権を住民に委譲したことや、高福祉政策を推進したことなど、国民の暮らしの向上に大きく貢献したのである。代々に渡って名君による善政が行われてきたロイータ王国であったが、ここまで思い切った決断を下した国王は、彼をおいて他には見当たるまい。

国王に即位してからすでに三十有余年が経ち、今年ちょうど五十歳を迎えた彼は、国を混乱させることなく後進に道を譲るべく、自らの治世が抱えた問題の処理に余念がない。

今や全ての国民から敬愛され、絶大な信頼を得ているジェイバッハ王家の地位は、誰から見ても揺るぎないものに思える。しかし同時に、古くからの特権階級であった貴族たちの中には、貴族制度の廃止を断行され、多くの特権を奪われたことを根に持ち、現国王の失脚を望む者たちも少なくないのも事実なのである。

2 名前:バッタ 投稿日: 2010/09/19(日) 18:56:35
 その日のロイータ王宮は、いつもの静けさの中にも重々しい空気が張り詰めていた。

玉座に座る国王ゴージャンヌ八世の目の前には、多くの少女たちが謁見を果たすために広間に集められている。皆、13〜17歳くらいで、色白の可愛らしい美少女たちばかりである。しかし、およそロイータ国中から選りすぐって集められたかのような美しくも可憐な少女たちを目の前にしているにも関わらず、何故か国王の顔は険しかった。

「国王陛下、ここに集めました7名が、例の誘拐犯の新たな被害者です」

国王親衛隊長ケッベルが国王に進言すると同時に、少女たちは皆不器用に膝を折った。

「よいよい皆の者、楽な姿勢のままで過ごすがよい」

国王は目を細めながら痛々しい面持ちで、少女たちの身体を気遣う配慮を見せる。

国王の言葉に少女たちは、不自由そうにゆっくりと身体を起こして、やや身を反らした状態のままに立ち尽くている。そのぎこちない動きや姿勢は、明らかに少女たちがお腹を庇う為に生じているものだ。

何とここに集められた七人の少女たちのほとんどが、下腹部をポッテリと膨らましているのである。つまりは妊娠しているのだ。中にはすでに乳飲み子を抱えている少女もいる。
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3 名前:イナゴハンター候補生 投稿日: 2010/09/19(日) 18:57:13
治安が行き届いていたはずのロイータ王国で、およそ成人に及ばぬ少女たちが、街や村から忽然と姿を消す誘拐事件が、国土のあちこちで頻繁に発生し始めたのだ。しかも行方不明になる少女たちは、決まって街や村で一番と思われるような可憐な美少女であり、年齢も12歳から17歳までと、ある決まった共通点が存在したのである。

すぐに治安警察隊と国民たちによる、大がかりな捜索活動が展開されたのだが、結局それも実を結ばず、少女たちの行方は一行に解き明かされることがなかった。

ところが不思議なことに拐われた少女たちは、決まって半年後には無事に両親の待つ家に戻ってき始めたのだ。いや、とても「無事に」などとは言い難い。なぜなら帰ってきた時、その少女たちは必ず、誰とも判らぬ犯人の子を、その幼い胎内に身籠ってしまっていたからである。

―――結婚前の若い女性の肉体を、しかもまだ成人にも満たぬ少女の可憐な身体を、散々弄んだ挙句に妊娠させて親元に送り返す―――

それは長年に渡って築き上げてきたロイータ国民の尊ぶべき倫理道徳観念を根底から覆し、あまつさえ踏みにじる如き許されざる悪行であった。

国王は直ちに専従の捜査局を組織し、犯人の逮捕と再発の防止に努めた。しかし、犯人はそれを嘲笑うかのように、その後も多くの美少女を誘拐し続けて、無理やり妊娠させては親元に送り返すという悪行を繰り返したのである。

勿論、犯人の手掛かりを得る為に、犯人に妊娠させられて解放された少女たちの事情聴取も繰り返し行われた。

少女たちは最初、余りにショッキングな出来事だったようで、誘拐されて何をされたのかを全く話そうとしなかったが、若い女性の聞き取り調査員たちによって、時間をかけて説得するうちに、猟奇的とも言えるような驚くべき内容を少しずつ口にし始めたのである。
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4 名前:傍観者 投稿日: 2010/09/19(日) 18:58:12
ほとんどの少女たちが親元での出産を拒む。日増しに大きく膨らんでゆく自分の下腹部を、周囲の視線に晒すことが耐えられないのだ。未婚のままに妊娠してしまったことの不徳さに自らを責め、自殺に及ぶ少女たちも少なくない。そんな被害者の少女たちの為に、国王は各地にある貴族専用の保養施設を、次々と少女たちの救済センターとして解放していったのである。被害者の増加に従って、今や12カ所ある保養施設のすべてが、被害に遭った少女たちの救済センターになってしまっているのが現状だ。そして出産を終えた後も、そのまま救済センターに留まる少女たちがほとんどである。たとえ産んだ子供を国が引き取ってくれて親元に戻ったとしても、少女たちにはもはや結婚相手がいないからなのだ。ここロイータ王国の長年に渡って築き上げてきた民たちの倫理道徳が、結婚前に処女を失うことを決して認めてはいない為なのである。もはや彼女たちは誘拐された時点で、余りに若くしてその人生を台無しにされたと言っても過言ではないだろう。

「フゥゥーッ・・・・」

少女たちが謁見の間から退出すると、国王は大きな溜め息を吐いた。そして今も側に控えているケッベルを鋭く睨みつけるや、思い余って玉座から立ち上がった。

「ケッベル! そなたには失望させられっぱなしだぞ! これだけの資料が揃っていて、何故犯人の見当さえ定まらぬのだ!」

国王の厳しい叱責が、国王親衛隊長であり国家警察局長と専従捜査局長を兼務しているケッベルに情け容赦なく飛んだ。

「ははっ、誠にもって恐縮致しております。・・・・されど陛下、これ以上ない程のあらゆる方面からの捜査活動は、陛下も充分に御承知のはず・・・・」

「ええいっ、弁解は無用じゃ! おぬしの貴族たちに対する捜査の甘さは、すでにわしの耳にも届いておるわ! 犯人たちが宇宙艇(スターシップ)を使っていることは、火を見るよりも明らかではないか! それなら犯人捜査は、まず貴族たちの行動から調べるべきであろう。判っておるなら早々に捜査して参れっ!」

「はっ、ははーっ!」
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5 名前:傍観者 投稿日: 2010/09/19(日) 18:59:56
晴れ渡った青空の下、自然豊かなロイータの大地に正午を告げる鐘の音が鳴り響いている。

陽は高く昇り、そこかしこに点在する街々は人々の活気に満ちあふれ、街々の周囲に目を遣れば、そこには豊かな田園風景が広がり、農民たちの額に汗して働く姿も見える。

そんな光景だけを見て取れば、今、世間を騒がせている美少女連続誘拐事件の暗い影はどこにも見あたらない。実にのどかな風景である。

街々の建造物や畑仕事に手作業で従事している人々の姿を見ると、およそロイータはお世辞にも近代国家とは呼べぬ趣きがある。しかし、遥か上空からロイータの大地を見下ろせば、都市の計画的立地や環状道路の存在など、高度な文明が備わっていることは明らかだ。

まるでそれを証明するかのように、今、雲の合間をぬって大きな宇宙船が姿を現した。

その宇宙船はゆっくりと空中を移動し、ある一つの街の上空で静かにホバリングを開始した。するとその宇宙船の底部から一筋の光線が地上に向けて放たれ、その光の中を多くの人々が地上に降下していく・・・・。続いて物資が格納されているコンテナらしき箱が、次々と地上に降下していくのも見える。

その間にも上空からは様々な形をした小型の宇宙船が、次々に街々に飛来しては飛び立っていく―――。

ここロイータ王国では、スターシップを使った移動や輸送が、今や主流になっているようである。しかし、それほどまでの高度文明を保持しているにも関わらず、ロイータの国土はまるで酪農国家の赴きを感じさせる程、実に森林や田園が多いのだ。
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6 名前:傍観者 投稿日: 2010/09/19(日) 19:04:13
「ハイヤーッ―――!」

(パカッ、パカッ、パカッ―――)

遠くに土を踏む蹄鉄の音が聞こえ、かわいい掛け声が上がる―――。

野原を元気よく一頭の白馬が疾走している。白馬を巧みに操るのは、小柄な少年らしき人影である。赤いブレザーに黒いパンツをまとった乗馬スタイルが、流麗な白馬の輝くような白さの中にも一際目立って映る。

乗馬の腕前といい、身にまとう衣服といい、見る者すべてに凛々しさを感じさせる少年ではあったが、小さな顔に不釣り合いな黒い大きめの目差し帽が、遠くから見ても何となく滑稽であった。

「ハイーッ!」

目の前に現れる木々の茂みを、人馬一体となった見事な呼吸で難無く跳び越えていく―――と、余りに高く跳び過ぎたのであろうか、すぐ目の前にどっしりと根を張る大木を躱そうとした時、大きく横に延びた木の枝に、深くかぶっていた黒い目差し帽をすくい取られてしまった。

「キャッ―――!」
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7 名前:傍観者 投稿日: 2010/09/19(日) 19:06:06
「サラ姫様ーっ!」

声を掛けながらその女性は小走りにサラの元に駆け寄っていく。黒いワンピースに白いエプロン姿の、三十代前半の美しい女性である。彼女はようやくサラの元にたどり着くと、息も切れ切れの様子で少女に注意を与え始める。

「サラ姫様っ、そんなに御無理をなされたら大ケガをなさいます。もうおやめ下さい!」

「大丈夫よエレザ。そんなに大袈裟にしないで。・・・・恥ずかしいわ」

エレザと呼ばれるこの女性の過保護ぶりが嫌いなのか、サラは顔をプイと横に背けた。

「本当にサラ姫様ったら。あれほど陛下様から、決して一人では外にお出にならぬようにと注意されておいでだったのに・・・・。それに乗馬はもうなさらない約束でしたでしょう」

呆れ顔のエレザがそう言うと、サラ姫は思わずそれに反発するように口を開いた。

「私、本当に男に生まれたらよかったと思うわ。女なんてつまんない!」
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8 名前:傍観者 投稿日: 2010/09/19(日) 19:08:10
しかしエレザがそんな言葉を告げたところで、自分の美しさに自覚を持たないサラ姫にとっては、何の解決にも至らないのである。自分の意見を否定されたと感じて、かえって機嫌を悪くするだけだ。そこでエレザはいつも通りの締めくくりに、サラ姫にとって唯一の泣き所であった「ミッシェル」のことをさりげなく口にする―――。

「‥‥でも、サラ姫様が男にお生まれあそばしていたなら、許婚であるミッシェル様はどなたと結婚なされるのでしょう・・・・? 勿論、男にお生まれになったサラ姫様がミッシェル様の妻となることは出来ませんし・・・・」

ミッシェルの名前を口に出された途端、サラ姫はたちまち顔を紅く染めて黙ったまま俯いてしまった。どうやら少女は今日もエレザに泣き所を突かれてしまったようだ。

『ミッシェル』とは名門貴族ビシュタルク家の長男、ビシュタルク=ハイデン=ミッシェルのことである。ミッシェルはサラ姫の幼馴染みでもあり、古くからの許婚でもあったのだ。

生まれて此の方、王宮から一歩も外へ出たことのないサラ姫は、学校にすら行ったことがない。友達と言えば、幼い頃によく遊んだ、王宮に出入りする貴族の男の子たちだけだったのだ。

ロイータの貴族というのは、すべて王家の血縁である。つまりサラ姫にとってその男の子たちは従兄弟にあたる。しかし、王宮に遊びに来るのは、決まっていつも男の子たちばかりである。民たちの暮らしとは異なり、貴族の家に生まれた女の子たちは、生まれた時より屋敷から一歩も外へ出ずに暮らしていたからだ。

小さい頃のサラ姫は、この従兄弟たちと遊ぶのが大好きであった。自然と遊びも男の子のものを好むようになり、彼らと一緒になって野原を奔放に走り回り、泥んこ遊びに興じるなど、母である王妃ティセラの頭を大いに悩ませたものだ。

そんな従兄弟の男の子たちの中で一際活発でサラ姫の目を引いたのが、サラよりも2つ年上のミッシェルだったのである。
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9 名前:傍観者 投稿日: 2010/09/19(日) 19:09:18
それからというものサラ姫は、王宮に遊びにくる従兄弟たちとは余り遊ばなくなった。王家の娘として、他の男の子たちに顔を見られるのを嫌ったせいもあるが、白い肌が日焼けしてしまったり、身体に跡が残るような傷が付くのを恐れたためだ。すべては大好きなミッシェルの為であり、かすり傷一つの跡も付いていない清らかな自分のままで彼に身も心もすべてを委ねたいという、いじらしい乙女心の現れだったのである。

たとえば彼女が大好きな乗馬を楽しむ時、たとえ今日のような汗ばむ陽気の日であっても、決して長袖のブレザーと皮のパンツの着用は怠らない。ケガや日焼けに対する処置とて充分なのだ。そんな自分の身体に対するいじらしい心遣いは、少女の日常生活のあちこちに顔を覗かせている。例えば入浴は毎日朝夕の二度行い、少しでも汗をかけばすぐにシャワーを浴びて素肌を清潔に保つ習慣が、既に七年近くも休みなく続いている。そして甘いものには目がなかった彼女が、太ることを気にして全くお菓子を口にしなくなってもう五年も経つ。そうやってサラ姫は、ミッシェルの妻となる日のことを夢見て、日々成長を続けてきたのである。

果たしてそんな少女の乙女心に応えたからなのであろうか。今やミッシェルは、ここロイータで成人と認められる十八歳を迎え、凛々しい若者に成長していると貴族の間でも評判が高い。そしてサラ姫もあとひと月足らずで、晴れて女性が成人と見なされる十六歳を迎え、ミッシェルと七年ぶりの再会を果たすどころか、遂には愛しいミッシェルの妻となれる日がやってくるのだ。

「そうね‥‥、女の子に生まれていないと、ミッシェル様とは結婚出来ないものね・・・・」

少女は神妙になってポツリとそう呟く。ミッシェルの事を考えているのであろう、潤んだ瞳がキラキラと輝いている。まさに恋する乙女の表情である。

いじらしい乙女心を垣間見せるサラ姫を見つめながら、エレザはいつもの如くホッと胸を撫でおろした。子供のような無邪気さと少年のような活発さを備えたサラ姫も、どうやらその心は徐々に「女」として成長しつつあるようだ。サラ姫が赤ん坊だった頃からサラ姫専属の従者と教育係を務めていたエレザにとっては、彼女の精神的な成長は喜ばしい限りである。あとひと月もすればサラ姫も十六歳の誕生日を迎え、ロイータ王家の風習に則って許婚であるミッシェルとの初夜に望む。肉体的な成長こそはまずまず果たしてはいるものの、精神的に幼いサラ姫を見るにつけ、エレザは心細さを覚えたものであったが、少女がミッシェルの事を想う時に見せる表情だけは、慎ましやかな淑女(レディ)のものであった。

(―――ミッシェルと肉体的にも結ばれて、一人前の「女」になった時、サラ姫のこの少年のような快活さは影を潜め、きっと眩しいほどに美しく慎ましい王女に変貌を遂げるに違いあるまい・・・・)

そんな期待まじりの確信が、エレザの胸中に込み上げてくる。
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10 名前:傍観者 投稿日: 2010/09/19(日) 19:10:17
エレザの勧めに応じると、サラ姫は白馬の手綱を引いて、厩舎のある方向へと足を進めていった。そんな彼女の後姿を、エレザはその場にたたずんだまま、じっと見つめている。

「まぁ・・・・、もうすっかり一人前におなりだわ。月日が経つのは、本当に早いこと・・・・」

サラ姫の丸く突き出たお尻をしみじみと見つめながら、エレザは感慨深くポツリとそう呟いた。

白馬を引き連れて厩舎へと遠ざかっていくサラ姫の、最近特に女らしさを帯び始めた後ろ姿を、エレザは飽きることなくいつまでも見守っている‥‥。

しかし、その時―――

(カサッ―――!)

何やら絹擦れの音が、そんなエレザの背後で響いた。しかし彼女には聞こえなかったようだ。後ろを振り返ることもなく、静かにサラ姫の後ろ姿を見続けている。

感慨にふけっているエレザは、すぐ背後に控える木々の茂みの中から、自分とは異なるもう一つの視線が、サラ姫の後ろ姿に熱く注がれていることに、まったく気付くことが出来なかったのである‥‥。

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10 ネットイナゴ佐藤裕也大敗北★2 (Res:5)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 10
1 名前:K5 ◆Gy/l3.HlSE 投稿日: 2010/09/08(水) 19:09:04
〜リンクル福井騒動 2chネットイナゴ大敗北の流れ〜

佐藤は煽り合いでもイナゴハンターに負け、唯一の拠り城としていたブログも自殺行為で自主撤去
肝心の本丸(笑)を追っていると主張するニュース議論スレは過疎で沈黙

鬼女スレは昼ドラ感覚で蛙ネトヲチスレに成り下がった
鬼女は長期に渡るヲチで蛙に対して愛着が沸いてるご様子
鬼女板で蛙は"キャラ"として確立してしまったから、今後炎上の対象に成り得ることはない

避難所スレは一部の粘着廃人のみが駐屯し、どんどん排他的、閉鎖的な空間が形成され住人離散が止まらない

8月中旬の探偵ファイルの放火を食い止めた時点でこちらの目的は達成された

9月に入ってからのネットイナゴはもはや「多勢の脅威」ですらなくなり
一部の悪質クレーマーがリンクルに対して迷惑行為を行った印象ぐらいしかない
烏合の衆がイナゴハンター一人にきりきり舞い
ネットイナゴ共よ、もしお前らが自分達を集団だと認識してるなら、これは恥じるべきことだ
例えるなら、軍隊がゲリラ一人相手に隊列崩壊、攻撃目標を喪失して敗北した状態と同じ

結局ネットを経由してもお前らイナゴは烏合の衆、孤独なのだ
何一つ成さず、まとまることも知らずに散っていく

2 名前:K5 ◆Gy/l3.HlSE 投稿日: 2010/09/08(水) 19:10:10
自演佐藤よ・・・お前は本当に馴れ合いばかりだな

>30:番組の途中ですが名無しです :sage:2010/09/08(水) 18:16:43 ID:z/0pVM0M
>>29
>ありがとw

>オレは両方相手してきたが・・・・
>あと、ワレ奈良もなw
>どちらかというとK5の方が手ごわいような希ガス
>K5の方が時間幅広いのは仕事人には面倒だが、でも正々堂々やろうって
>提案して紳士協定結べばわかってくれるような気がする。


まぁお前は万年雑魚キャラだがな
ほれ、どうした腰抜け佐藤、いつでも相手になってやるぜ かかってこいよ
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3 名前:イナゴハンターてこの人 投稿日: 2010/09/08(水) 21:26:47
イナゴハンターてこの人
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1130739.jpg

4 名前:K5 ◆Gy/l3.HlSE 投稿日: 2010/09/09(木) 01:47:46
何年か前の話。
某掲示板のスレを暇があると覗いていた。
住人は3千人ほどの板なのだが、スレ内の常連は十数名だったと思う。
目に見えない世界の話は、根拠がなくても自信満々の語り口調で信者を得る。

初めてのご挨拶と共に、レスをする。
常連が、いかにもでございと解答する。
モニターのこちら側で「なんでやねーん!!スレ主、それは信じたらダメでしょ。あーた、まさか信じないわよね」と叫んでも、何分か後には同じく常連が同調したレスを入れ、誰も異論を述べる余地がないまま真実として定着していく。

なんてうすら寒いスレなんでしょう。
毎度のこと、画面に向かってジタンダを踏み「アホですかー?」とツッコミを入れてるイナゴハンターを見た友人達は「そういうあなたもアホですか?見なきゃいいのに」と冷たい視線をもれなく寄贈して下さる。

だってほら、「ねーこれ臭いよ」って言われたら、くんくん臭いを嗅いでしまうでしょ。
臭いとわかってるのに嗅いじゃうのよね。
そんな感じ。
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5 名前:イナゴハンターてこの人 投稿日: 2010/09/09(木) 23:36:01
うんこ

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