嘉山孝正氏(山形大学医学部長)
11月27日の中医協において、委員の嘉山孝正氏(山形大学医学部長)は特定機能病院の現状について、約30分にわたりプレゼンテーションをした。
嘉山氏は、特定機能病院が担っている医療とそれに必要な人員、収支の実態などについて解説し、「2010年度、8割の大学病院が赤字になる。このままだと大学病院は倒産する。それを避けるためには、特定機能病院の入院料を0.5倍増、DPC係数を1.9にして、2996億円(医療費総額の0.88%に相当)増やすことが必要」と訴えた。
「大学病院の低い人件費でも手術は赤字」
プレゼンテーションの冒頭で、嘉山氏は日本の医療が世界的に非常に高いレベルであることを紹介。また、特定機能病院が、高難易度の手間のかかる医療を最後の砦として行っている現状について、データを示しつつ、「難しい医療を大学病院が赤字覚悟で背負っている」と強調した。例えば、山形大学では、脳腫瘍の開頭手術でも、患者と話をしながら、言語機能を確認しつつ行う、覚醒下脳手術を実施している。この手術を安全に行うためには、術者、多くの助手、麻酔科医、看護師、臨床工学技士がかかわるほか、学生も臨床実習の一環として参加していると説明した。
このような手厚い人員配置の一方で、嘉山氏は「ここにお金は一銭もついてない」と指摘。そのため、多くのスタッフが関わることにより不採算・赤字となる。例えば、頭蓋内脳腫瘍摘出術の手術料は、8万2000点(82万円)。一方、機器使用料、人件費、消耗治療材料を合わせると、97万8013円。これは、大学病院の低い人件費で見積もった数字だが、それでも15万8013円(19.3%)の赤字になると試算した。
「大学病院の医師の人件費は医療費で賄われていない」
2008年度の医療費の施設別割合を見ると、特定機能病院は全体の4.6%、1.57兆円となっている。しかし、嘉山氏は「実際はこの金額でやっているわけではない」と指摘する。大学病院の医師は文部教官であり、人件費は医療費ではなく、文部科学省による補助金等で賄われているためだ。例えば、東京大学病院の医療費の半分近くは補助金だったという。しかし、2004年度の国立大学の法人化により、この補助金が大幅に削減されたため、「大学がほとんど崩壊している」という。
運営費交付金は、国立大学附属病院全体で2004年度は584億円だったが、2009年度は207億円にまで減少。法人化当初、大学病院の診療報酬収入を2%上げ、その代わりに交付金を減らす計画が立てられたが、実際には減額が増益をはるかに上回っており、国立大学法人は2009年度予算全体で197億円の赤字。私立医科大学についても、2008年度決算で80億円の赤字となっている。
嘉山氏は「大学病院は、国立も私立ももう死んでいる。赤字部分は、大学本体からも補填している。私も病院長として様々な改革を行ったが、もうその限界を超えた。患者数もついに減った。ここまで大学は追い込まれている」と危機を訴える。また、同時に大学病院の建物について、スタッフが働いて得た医療費で借金を返しているとの実態にも触れ、「全部で1兆円の借金がある。財務省は、『大学病院は教育だ』と言うのならば、これを払うべきだ」と主張した。
「約3000億円あれば、大学病院の窮状をなんとかできる」
この対応策として、嘉山氏は「大学病院が健全に医療費で自立するために、特定機能病院の入院料を0.5倍増、DPC係数を1.9にして、2996億円(医療費総額の0.88%に相当)増やせば、大学病院は何とかやっていける」と試算。「このような対策を講じずに“最後の砦”である大学病院が崩壊すると、医療難民が発生する。今日お話ししたこともデータ、エビデンスに基づいたもの。ここできちんと議論しなければならない」と主張した。
最後に、嘉山氏は「今でも医療機関で医療費以外の税金を使っている部分はある。大学病院には文部科学省が、自治体病院には市町村がお金を投入してやっている。しかし、医療機関の健全な経営のためには、医療費で自立できるようにすることが重要だ」と結んだ。
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大学病院は死んでいる・・・
なんだかケンシロウ??
え〜〜と、北斗の拳??
お前はもう死んでいる・・・・(-_-メ)
「このままだと大学病院は倒産する・・・」
良いぞ〜〜〜(●^o^●)
プレゼンテーションの冒頭で
「日本の医療が世界的に非常に高いレベルであることを紹介」
「難しい医療を大学病院が赤字覚悟で背負っている」
あのね〜〜
誰も頼んでね〜〜よ・・・(;一_一)
自己満足じゃね〜〜か(-_-メ)
「大学病院の低い人件費で見積もった数字だが、それでも15万8013円(19.3%)の赤字になると試算した」
ここには問題がありますが、しかし、
脳腫瘍の手術が80万円(-。-)y-゜゜゜
日本人ってのは安い人種なんだね〜〜〜・・・
医療ミスなんてギャーギャー騒ぐ割には
払うもの払わないなんて・・・
給食費不払いの親と同格だね・・・
「国立大学法人は2009年度予算全体で197億円の赤字。私立医科大学についても、2008年度決算で80億円の赤字となっている。」
ま、大学なんて何処も火の車ですよ・・・
あれだけジャブジャブに使えばそりゃ赤字だわね・・・
「もうその限界を超えた。患者数もついに減った。」
はい、患者も減ってるんです・・・
急性期病床は何度も書いたように余ってるんです・・・
この医者はそれでも医者増やせといい続けて来ました・・・
責任とってくれよ・・・
患者が減ってるんだから病床減らせよ・・・
病院当りの医者の数を増やせよ・・・
貴方ほどの発言力があればできるでしょ・・・(-_-メ)
集約だよ集約・・・
「特定機能病院の入院料を0.5倍増、DPC係数を1.9にして、2996億円(医療費総額の0.88%に相当)増やせば、大学病院は何とかやっていける」
はい、結局は金寄こせ・・・
これです・・・
さて、どうして大学の経営がこんなに立ち行かないのか・・・
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国公立病院、放漫経営で8割赤字も年収は民間の1.8倍
自治体病院のうち約8割が赤字という状況の中、国公立病院の事務職員の平均年収は600万円台で、民間病院の約1.8倍に及ぶことが判明した。
厚生労働省がまとめた2008年度の医療経済実態調査で、国公立病院の事務職員の平均年収は600万円台で、民間病院の約1.8倍に及ぶことが判明した。
全国に957ある自治体病院のうち約8割が赤字決算(2007年度)という状況の中、国立病院の事務職員の平均年収は08年度時点で687万円となり、民間病院の事務職員(351万円)の1.95倍に達していたことが明らかとなった。公立病院の職員の年収は625万円で民間の1.78倍だった。
国公立病院の経営が悪化している背景には、もともとコスト意識に欠ける役所体質だったところに医療費抑制を目的に診療報酬のマイナス改定が相次ぎ、医師不足から診療科を縮小、医業収入が大幅に落ち込むという悪循環に陥っていることが挙げられるが、職員の給料が民間より高いことも高コスト体質を招き状況を悪化させている。
民間より優遇されているにもかかわらず赤字は拡大を続け、放漫経営が問題になっている一方で、現場では手術件数を増やすなど病院経営を維持するために必死だ。
しかしこれが逆に慢性的に医師が不足する状況を生み出し、医療の質の低下へつながっている。医師不足対策として長妻昭厚生労働相は、来年度の診療報酬改定で国公立などの大病院に手厚く配分する考えだが、給与の官民格差が浮き彫りになったことで議論も起こりそうだ。
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病院の仕事ですから、公立だろうが民間だろうが
同じです・・・
そして、事務の仕事も当然ですが同じです・・・
いや、公立の事務なんか何の仕事もしてませんよ・・・
仕事をしないのが仕事ってなもんですよ・・・
看護婦にしてもそうですよ・・・
超高級ナース・・・
いや、超高給ナース・・・
そして、全く動きません・・・
居ない物だと思っています・・・
何でも医者の仕事です・・・
大学の医者も仕事するの止めろよ・・・
何で、夜中まで外来やってるんだ・・・
採血も医者かよ・・・
アルコール綿を出すのも部長の仕事かい・・・
止血用のテープを出すのもか・・・
保険請求も・・・
保険請求できない医療行為・・・
こんなもん欧米では元が取れない医療なんか
見向きもされませんよ・・・
なんで日本の医者は自己犠牲をしてまで
こんなに貧乏になってもまだまだ貧乏にしろといわれる
いい加減にしろよクソ日本人・・・(―_―)!!
いや、いい加減にしろよクソ大学病院医者・・・(―_―)!!
こっちか・・・
払えないならやらない・・・
もう、いい加減に金のために働きますよ・・・
これで行くしかないね・・・
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