阪神のマット・マートン外野手(28)が23日、ナゴヤドームで行われた中日との最終戦で17号ソロ本塁打を放ち、プロ野球史上4人目のシーズン200安打を達成した。
最初の2打席は凡退したものの、五回の第3打席に中安打を放って王手をかけると、七回の第4打席で中日先発の吉見から左越え本塁打を放って大台に到達した。
マートンは今季から阪神に加入。3月26日の横浜との開幕戦(京セラドーム大阪)から1番で起用され、ここまで全試合に出場している。来日1年目での200安打達成はプロ野球史上初。阪神選手の200安打達成も初の快挙となった。
200安打は94年にオリックスのイチロー(現マリナーズ)がプロ野球史上初めて達成。05年にはヤクルトの青木宣親がセ・リーグ初の達成、07年にはヤクルトのアレックス・ラミレス(現巨人)が右打者として初の200安打を達成している。
阪神・マートンの話
「プレーする機会を与えてくれたチームに感謝の気持ちでいっぱい。監督、コーチ、裏方スタッフの力が後押ししてこその記録。まだまだ大事な試合が続くので、チームの勝利に貢献できる1本を増やしていきたい」