快晴暴風
2010年元旦
新年の空気はとぎ澄まされて、風のなかに薄い銀粉のような未知の粒子が渦巻いているのを感じます。明日がもはや今日の続きではないような、奇妙な予感。きのうまで通用していたルールを引き延ばしても、どうにもならないような。
京都から大島へとめまぐるしい年末年始を過ごし、高速艇で東京に戻ってまいりました。
大島では冴えざえと晴れた空の下、強風が吹き荒れて、チケットを取ってあった帰りの飛行機が欠航。急遽、船で帰ることにしたのですが、1時間ばかり時間の余裕ができた私たちがとった行動は、「ではでは」とか「まあまあ」とか言いながらワインのボトルをからにすること。
船のタラップをのぼりながら青ざめました。波が高く、タラップそのものが大揺れ状態。海が荒れていると知りながら、直前にワインなんか飲むんじゃありませんでした…。よろめきつつ船内のシートにたどりついて、3分おきにバッチのレスキューレメディを飲んだり、こめかみに塗ったりしていたら急速に回復。旅にも自宅にも手放せない常備薬です。
義父と義母が長年にわたり初詣に訪れてきた大島・吉谷神社。今年もみんなで出かけたついでに祭神を確かめたら、なんと申しましょうか、ここでもやっぱり、大山祗の神さまだったのです。ただもう、笑ってしまいました。
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