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折り畳み自転車、強度不足 1万5千台、破断に注意を
 | 強度不足のため破断しけがをする恐れがある折り畳み自転車「A―RideX」(国民生活センター提供) |
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国民生活センターは22日、インターネット販売業「価格ネット」(東京)が中国から輸入した折り畳み自転車「A―RideX」の前輪付け根部分のフレームが強度不足のため、破断しけがをする恐れがあるとして注意を呼び掛けた。 この自転車はタイヤの直径が8インチと小さく、通信販売で2006年ごろから今年5月まで約1万5千台販売されたが、現在は販売中止となっている。 センターが、同じ型の自転車2台を使って、時速15キロで4センチの段差を上る実験をした結果、いずれも一度で前輪付け根のフレームが折れた。センターはフレームに使われていた樹脂や金属の強度が不足していると判断した。 千葉県で5月、50代男性が同じ型の自転車を走行中に車道と歩道の段差でフレームが折れて転倒、あごの骨や歯を折った事故があり、センターが調べていた。
2010年09月22日水曜日
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