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最終更新:2010年9月23日(木) 6時25分

エルサレムで発砲、パレスチナ人1人死亡

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 イスラエルが占領・併合しているエルサレム東部で、22日、ユダヤ人入植地の警備員がパレスチナ人に発砲し、1人が死亡しました。現地では衝突が激化していて、和平交渉への影響が懸念されています。

 発砲があったのは、エルサレム東部のシルワン地区にあるユダヤ人入植地で、警備員がパレスチナ人の集団に発砲し、1人が死亡、2人がけがをしました。

 イスラエル警察によりますと、警備員は「パレスチナ人の集団から投石を受けた」と主張しているということです。現場ではパレスチナ人が投石し、イスラエル軍が催涙弾で応戦するなど衝突が起きました。

 ユダヤ人入植地を巡っては、入植活動凍結の継続を求めるパレスチナと、再開を検討しているイスラエルとの間で溝があり、和平交渉でも重要な課題となっています。(23日00:21)

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