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「大毅vs坂田」3人のキーマンが徹底予想(1)

2010年09月22日
スポーツ

関連キーワード :ボクシング

【ボクシング】WBA世界フライ級タイトルマッチ(25日、東京ビッグサイト)で王者亀田大毅(21=亀田)と元同級王者の坂田健史(30=協栄)が激突する。協栄ジムは亀田兄弟の元所属ジムというだけでなく、ファイトマネーの未払いを巡って現在も係争中だ。そんな“因縁の対決”に世間の注目が集まる中、本紙は3人のキーマンに勝敗を予想してもらった。波乱含みの世紀の一戦、果たして新旧どちらの王者に軍配が上がるのか——。

<元WBC世界スーパーフライ級王者・徳山昌守氏>
「昔のパフォーマンス発揮なら坂田が圧勝する」
 まずはボクサーの視点はどうなのか。元WBC世界スーパーフライ級王者で、V8という無類の強さを誇った徳山昌守氏(36)はこう予想する。
「昔通りのパフォーマンスができれば、坂田選手の圧勝でしょう。スロースターターと指摘されますが、その粘り強さや攻撃力は素晴らしい。後半でのKO劇もありえますよ」
 たしかに、坂田は無尽蔵のスタミナと激しい打ち合いが持ち味だ。王座から陥落したデンカオセーン・カオウィチット戦では、わずか2Rで終わったが、それさえしのげば王座返り咲きも十分あるという。 ただ、フィジカルについては大毅も負けてはいないという指摘もある。打たれても倒れない——そんなイメージがボクシング界にはあるが、元世界王者は反論する。
「フィジカルはそんな強いかな? 体が薄くて強いようには見えない。ボディーが効きそうだよ。もっとも坂田選手は一発を持っているから、もしかしたら打ち合うことを避ける可能性はある。距離を取って、判定まで持ち込むという戦略をとるのではないか」
 最後に徳山氏は大毅にこう注文をつけた。「大毅は減量が厳しいそうだね。でも、どんな展開になってもそれを言い訳にしないでほしい。僕の現役時代は14〜15キロ落としてリングに上がることもザラだった。減量に苦しむのは当たり前。それを踏まえた上での世界王者だからね」

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