「WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ」(20日、さいたまCA)
王者・内山高志(30)=ワタナベ=が、挑戦者ロイ・ムクリス(23)=インドネシア=を5回2分27秒TKOで下し2度目の防衛に成功した。
7月に急死したトレーナー、テムジンさんの弔い合戦を誓ったムクリスだったが、無情にも内山の強打に沈み、リングで失神、救急車で病院に搬送された。意識はしっかりしており、担当医は「あごを痛がっており、骨折の疑いがある」としていたが、左ほお骨を骨折。しばらく入院する。テムジンさんのアンナ夫人は「本人は大丈夫と言っていた。今日は王者の方がタフで強かった」と話した。
(2010年9月20日)