東海大学で行われた祝賀会に出席した塚田真希(右端)=神奈川県平塚市
全日本柔道連盟の強化指定を辞退し、国際大会の舞台から退いた女子78キロ超級の塚田真希(綜合警備保障)は21日、母校の東海大学で行われた祝賀会に出席し「自分と向き合ってゆっくり考えて決めたい」と現役引退について明言は避けた。来年4月に行われる全日本選手権に出場する可能性は示唆した。
13日まで開催されていた世界選手権では金メダルを狙ったが「体の調子はよかったのに気持ち一つでチャンスをつぶした。心が本当に疲れた」と銅メダルに終わった。連戦から精神的ストレスがたまったことを明かし「もう資格がない」と代表引退について話した。
(2010年9月21日)
柔道塚田、引退明言避ける