“亀父シフト”で控室に入れさせない！

　ＷＢＡ世界フライ級王者・亀田大毅（２１＝亀田）が同級５位・坂田健史（３０＝協栄）を迎える初防衛戦（２５日、東京ビッグサイト）で“亀父シフト”が敷かれる。亀田３兄弟の父・史郎氏（４５）は事実上の永久追放処分となったが、７月に大阪で行われた興毅と大毅の試合で、関係者しか入場できない控室に入り問題となった。

　史郎氏は今回一般客として来場する予定だが、運営サイドは（１）観客から隔離された選手、関係者の導線を確保する（２）観客席から離れた場所に控室を設置する（３）警備員を配置する――の３点に重点を置き再発防止に努めることになった。

　興行主の協栄ジム、亀田ジムと協議を重ねた日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）の安河内事務局長は「試合後を重点的に混乱がないようにやりたい」とし、史郎氏が判定などでヒートアップすることを警戒していた。

[ 2010年09月23日 ]