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8月21日に肺がんのため亡くなった芸能リポーターの梨元勝さん(享年65歳)のお別れの会が22日、東京・芝公園のザ・プリンスパークタワー東京で行われた。リポーター仲間や芸能人など約1000人が出席。弔辞を読んだ俳優・萩原健一(60)は「天国でお会いしたら、あなたが俳優で、私がリポーターで仕事をしましょう。お勤めご苦労さまでした」と声を震わせた。
ショーケンの力強い声が会場に響き渡った。梨元さんの遺影を真っすぐに見つめ、「お勤めご苦労さまでした。ゆっくり休んでください」と呼びかけた。
最後の最後まで縁があった。梨元さんは8月19日に自身が運営する携帯電話の芸能情報サイトで、萩原とモデル・冨田リカ(48)の熱愛騒動についてコメントしたのが最後の“仕事”となった。家族からの弔辞の依頼を一度は断ろうとしたが、「宿命だ」と引き受けた。
同じ埼玉出身で、小学校も同じ。縁を感じずにはいられなかった。弔辞では「私は一番よくあなたとけんかをして、報道のあり方について議論した。友情と固いきずながあった」と振り返った。裏切られ憎んだこともあったが、その度に仲直り。「娘が学校でいじめられている。リポーターを辞めようかと真剣に思っている」と最初に相談されたという。「愛と憎はひとつの裏腹」と独特の言い回しで梨元さんとの信頼関係を表現した。
会には約1000人が出席した。梨元さんが「恐縮丸」という名前のクルーザーを所有するほど海が好きだったことから、祭壇は白と青色の花で海の波がイメージされた。芸能リポーターの草分け的存在らしく、遺影は15年ほど前に撮影されたという携帯電話を手に取材をする姿だった。
「今度、天国でお会いしたら、あなたが俳優で、私がリポーターで仕事をしましょう。私はまだやり残していることがあるので、すぐには行けませんが」と萩原。最後まで梨元さんが気に掛けていた冨田リカとの交際については「できれば成就したいですね。応援してください」。天国の梨元さんもきっと、いい報告を待っているはずだ。
【主な出席者】浅香光代、石田純一、五木ひろし、オスマン・サンコン、加護亜依、神田うの、沢田亜矢子、せんだみつお、デヴィ夫人、徳光和夫、仁支川峰子、猫ひろし、萩原健一、林家ペー・パー子夫妻、みのもんた(敬称略、五十音順)
(2010年9月23日06時02分 スポーツ報知)
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