神戸市中央区の中国人学校「神戸中華同文学校」に今月15、16日、「学校を爆破する」という趣旨の電話が計10回かかっていたことが22日、学校関係者への取材でわかった。兵庫県警生田署が調べ、爆弾などは見つからなかったが、同署は警戒を続けている。
同校や同署によると、電話は15日に8回、16日に2回あった。録音されたような男の声で、内容は不明瞭(ふめいりょう)だったが、「18日」「爆弾」「狙っている」という単語が聞き取れたため通報。同校は土曜日の18日、午前の授業は通常通り行い、午後のクラブ活動を中止、生徒を帰宅させた。以降は脅迫などはないという。
同校には小学1年から中学3年までの680人が通っている。【米山淳】
毎日新聞 2010年9月23日 2時33分(最終更新 9月23日 2時48分)