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アイドルグループ「AKB48」が21日、東京・日本武道館で19枚目のシングルを歌うメンバーを決める「じゃんけん大会」を行い、新センターに内田眞由美(16)が決まった。これまで一度も選抜入りしたことのない新星だが、6連勝し幸運をつかみ取った。大会は、1回戦から大島優子(21)や板野友美(19)ら“選抜常連組”が次々に敗退する波乱の展開。選抜メンバー16人には前田敦子(19)らが選ばれたが、そのうち半数の8人が初の選抜入りとなった。
勝利の瞬間、握りしめた拳が思わず緩んだ。石田晴香(16)との決勝戦。「チョキ」を出した相手を「グー」で仕留めると、笑顔でガッツポーズ。その後は、うれしさから何度も涙をぬぐった。1回戦から6連勝した内田が、悲願のセンターになった。
08年のデビュー以来、一度も選抜入りしたことはなし。決勝戦前には、会場から第2回総選挙27位の石田への「はるきゃん」コールがわき起こったが、それを気持ちではね返した。
決戦後、内田は「こんばんは、私が内田眞由美です」とあいさつ。さらに「私は選抜に入ったことが一度もなく、アンダー(ガールズ)にもなったことがない。でも、みんなが応援してくれて、1番になることができた」。大会後は「ずっとメディアに出られなかったので、毎日眠れないくらい(選抜に入れるよう)イメージトレーニングをしていました」と振り返った。
まさに有言実行だった。6月の第2回総選挙で大島優子が1位となった直後のチームK公演。大島の目の前で「優子ちゃんはセンターだけど、私もセンターに立ちたい。そのために頑張る」と宣言。その約束を見事に果たした。
この日、大島も「(私の前で)1位を奪い取ると宣言した。本当にセンターに立ちたい気持ちが強かったと思う。自信を持って、楽しんで、みんなの気持ちを背負いながら歌ってほしい」とエールを送った。
メンバーきっての強心臓の持ち主だ。キャッチフレーズは「小っちゃくたって熱き想いはエベレスト級」。父親の影響で小5から中3まで空手を、小3から中3までサッカーをやってきた。勝負に対する執念は人一倍、強い。
スポーツ報知の連載インタビューでも「『自分が勝つ』という自信を持つことが大切。ちょっとでも迷いがあると絶対駄目。気持ちを固めてから勝負にいきたい」と宣言。アニメ「サザエさん」の番組最後にある“じゃんけんコーナー”で、じゃんけんの特訓をしていることも明かしていた。
大会後、内田に対し、ほかのメンバーが次々に声をかけた。選抜にも入った前田は「とにかく、ウッチーを支えたいと思う」と宣言。高橋みなみ(19)も「(内田は)めちゃめちゃ努力家なんです。すごくうれしい。ウッチーらしさを前面に出してほしいなあと思います」と話した。
新選抜メンバーによる新曲は、AKB48デビュー5周年にあたる12月8日に発売される。
(2010年9月22日06時03分 スポーツ報知)
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