安全地帯「玉置、過労のため」台湾公演を無期延期へ

　玉置浩二（５２）がボーカルを務める５人組バンド「安全地帯」が、１０月３０日に予定していた初の台湾公演を延期することが２１日、主催側から発表された。

　台湾公演の主催社・超級圓頂の公式サイトによると「玉置浩二は過労のため、静養期間が必要と思われます。台湾公演は延期とし、新たな日程は未定」とし、払い戻し方法などが記されている。

　関係者によると、玉置は今月２１日からプロモーションのため台湾を訪問する予定だった。だが、途中打ち切りとなった１２日の福岡公演後に主催側から玉置側に確認の連絡を入れたところ、玉置側はハードな日程を理由に訪問時期をずらしたい、と返答。主催側が公演延期を決めたという。

　玉置は１３、１５日の公演を無事に終え「体調はバッチリ」などと話していた。今回の公演延期と、尖閣諸島をめぐる日中関係悪化との関連性は明らかにしていない。２５日の香港公演は予定通り行う。

　また、安全地帯の公式サイトで福岡公演打ち切りについて「玉置の体調不良（医師の診断で『急性咽喉頭炎』『慢性疲労』）が起因」と謝罪文を掲載した。