◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
◆プロボクシングWBA世界フライ級タイトルマッチ 王者・亀田大毅―挑戦者・坂田健史(25日・東京ビッグサイト) 王者・亀田大毅(21)=亀田=が「ややミニ」になった? 予備検診が21日、都内で行われ、挑戦者の坂田健史(30)=協栄=との初防衛戦に臨む大毅の体のサイズが、世界王座を奪取した今年2月と比べ、数値が軒並みダウンしていることが判明した。最大の関門である減量が不安視され「元気ないで」と言いながらも笑顔を連発。元同門同士の因縁対決、V1に自信をのぞかせた。
スケールダウンした王者に死角あり? 成長過程にあるはずの大毅だが、7か月前の王座奪取時より各部のサイズが軒並み下回った。身長で1・3センチ、胸囲で2・5センチ、リーチは0・5センチ。1か所だけなら誤差の範囲内とも言えるが、ナックルまで左が2センチもしぼみ、おまけに視力は右目が1・0も落ちていた。
検診結果に「前は(胸に)力を入れてたからな」と測られ方の違いを強調したが、身長減には「おっさんやねん」と冗談めかして自ら“老化現象”と指摘した。
167センチの大毅が50・9キロのフライ級リミットにするには過酷な減量を避けて通れない。2月の試合では本番3日前に貧血で倒れ、計量当日も兄の興毅らに抱えられるように会場入りしたほど。サイズ減はその影響も考えられるが、「そんなん、ええけど」と、気にする様子はなかった。
本格的な減量は17日に開始。1日の食事量を聞かれ「こんなもんや」と左手のひらを差し出した。今はほうれん草など野菜類をかろうじて口にできるが、絶食の一歩手前。2月の試合前は低たんぱく高カロリーの「馬刺し」を好んだが、今回は1週間前まで脂肪分の少ない「鹿肉」に切り替え、減量に備えてきた。
「うるさいけど、正直元気がないよ」と、語ったものの、水分断ちで普通はかすれがちになる声には張りがあり、検診中の写真撮影で一瞬、マスクを外した王者の血色は今のところは良好。しかし再び24日の計量までに地獄を味わうかもしれない。
予備検診は亀田陣営の意向で時間差で行われ、坂田と顔を合わせることはなかった。王座奪還を目指す挑戦者に「何もない」と口を閉ざした。その目はギラついていた。
(2010年9月22日06時03分 スポーツ報知)
国内最大規模の携帯ニュースサイト。スポーツニュース速報のほか、旬の社会、芸能ニュースも満載。月額84円(税込)
巨人軍公式サイト。待ち受け画像や注目の選手情報など、シーズンオフも必見。「NEWS読売・報知」の全コンテンツも利用できて月額210円(税込)!
翌日朝掲載の釣果情報を当日夜に配信。厳選した指定船宿と協力店からの正確な情報や、船宿の自慢料理・仕掛けなど、実用的なメニューもご用意。月額210円(税込)
携帯初の競輪予想情報。グランプリやダービーはもちろん、関東・南関東を中心に各レースを徹底予測。月額210円(税込)