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◆大相撲秋場所10日目 ○白鵬(寄り切り)栃煌山●(21日・両国国技館) 横綱・白鵬が関脇・栃煌山を寄り切りで破り57連勝を決めた。歴代1位の双葉山の69連勝へ挑む横綱に、双葉山の出身地・大分県宇佐市が来年の生誕100年を記念して、巡業の招へいを検討していることが判明。実現すれば、市内の宇佐神宮で奉納横綱土俵入りを要請する計画だ。あこがれの双葉山の生誕100年へ花を添えるべく連勝街道をひた走る。
万全だった。白鵬は右で張って好調の栃煌山の出足を止めると、右四つの体勢になり一気に電車道。立浪一門の大先輩、22代横綱・太刀山を抜く57連勝を難なく決めた。圧勝に「万全だったね。場所前にけいこをつけてくれた先輩には勝っちゃいけないでしょ。花を持たせてくれたんじゃない?」と余裕の表情。これで23場所連続2ケタ勝利を達成。15日制が定着した1949年5月場所以降では2代目・若乃花に並び、3位となった。
双葉山の持つ伝説の記録「69連勝」に着実に近づいている白鵬。双葉山の故郷の大分・宇佐市では、この連勝記録で相撲熱が高まってきている。同市では来年末から双葉山の生誕100周年記念事業が行われる予定で、同市関係者によれば、それを記念して巡業開催を視野に入れているという。更に同関係者は、開催が実現すれば全国4万4000社とされる八幡宮の総本社「宇佐神宮」で「(白鵬に)奉納土俵入りを行ってもらいたいとも思っています」と話した。
今月13日には、地元の生誕100周年記念事業の検討委員会メンバーの1人が個人的に墨田区の宮城野部屋を訪れ、同市の地酒「双葉山」を白鵬にプレゼント。検討委員会関係者は「100周年の前にぜひ一度来て下さいという話をした」と明かした。白鵬も「(九州)場所前に宇佐市に行こうと思ってる」と同市の熱気に応える姿勢を示した。
優勝争いトップもキープし、自身初の4連覇とV16が徐々に視野に入ってきた。終盤戦に向けて「元々、徐々に上がっていくタイプなんでね」と不敵に笑った横綱。更にエンジンの回転数を上げ、一気に賜杯をつかむ。
◆宇佐市 大分県北部に位置する。面積は439.12平方キロメートル、人口は6万983人(2010年5月末現在)。市内には全国4万4000社とされる八幡宮の総本社「宇佐神宮」や東西の本願寺別院などがあり、門前町として発展した。05年3月31日に旧宇佐市、宇佐郡院内町、安心院町と合併。主な市内出身者は双葉山、垣添(大相撲)、山下和彦(元プロ野球)、西川周作(サッカー)ら。
(2010年9月22日06時02分 スポーツ報知)
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