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【口蹄疫】観察牛28頭が陰性 宮崎の発生農場の一部
口(こう)蹄(てい)疫終息を受け、宮崎県は21日、ウイルスの無害化を確認するため、県の施設や発生農場の一部で8月末から導入した試験飼育用の「観察牛」28頭の血液を採取して抗体検査をした結果、陰性だったと発表した。
県はほかに、感染が多発した川南町などでも、9月末にかけて観察牛を300頭以上導入し、結果は10月下旬までに判明する見通し。
県によると、陰性の28頭は子牛で、8月31日に高鍋町の県立農業大など県の施設と、日向市、西都市、新富町の発生農場など計9カ所で飼育を始め、2週間後の14日に抗体検査のため全頭から採血していた。
さらに1週間経過を観察し、口蹄疫が発症しないことを確認した。