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「雪の固まり」と思って24キロ引きずる…ひき逃げで無罪主張

 北海道美唄市で1月、無職男性=当時(80)=が車にはねられ、約24キロ離れた路上で遺体が見つかったひき逃げ事件で、自動車運転過失致死と道交法違反(ひき逃げ)などの罪に問われた左官業の男(48)=月形町=は22日、札幌地裁(園原敏彦裁判長)の初公判で、過失や人をはねた認識を否定し、無罪を主張した。

 被告は罪状認否で「速度違反はなく周囲に注意も払っていた。人とは思わず雪の固まりに衝突したと思った」と述べた。運転していた乗用車の車検と自賠責保険が切れていたとする道路運送車両法と自動車損害賠償保障法違反の罪は認めた。

 検察側は冒頭陳述で「被告は男性さんをはねた後、24キロ引きずり、当初の目的地に向かわず自宅に戻った」と指摘した。

 起訴状によると、被告は1月2日午後6時15分ごろ、買い物のため美唄市の道路を乗用車で走行中、うつぶせで倒れていた男性をひいて脳挫傷などで即死させ、そのまま逃げたとしている。

 男性は認知症を患い、事故に遭う前に自宅を出たまま、行方が分からなくなっていた。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年09月22日 12:08 ]

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