前回の続きとか言って、また一月半とか経過してるよ、ほら。他にも書きたい事がありすぎて、考えすぎて逆に書けなくなるという有様で。とりあえず覚えてる分をば。
配置上では、前回書いたヒビノ音響のブースと、バッカス・モモセ等のブランドで国内コンポーネントギターの重要な一翼を荷う、ディバイザーのブースが丁度隣り合わせになっていまして。そこで誰がデモ演奏やってたかと言えば、最近ヴァン・ヘイレンにも復帰した、デヴィッド・リー・ロスのバンドで活躍する日本人ギタリスト、トシ・ヒケタさんなのでした。最初矢堀孝一さんかなとも思ったのですが、嬉しいサプライズでしたね。
そして、ヒケタさんのシグネイチャー・ギターが新発売ということでして。しかもモモセブランドから。スペックがノーマルなストラトキャスターに近いからでしょうが、ハードロック的なイメージが強かったので意外でした。以前はドラゴンフライ(これも国内コンポーネントギターメーカー)のギターを使ってたし。
スペックとして目立って特徴的なのが、ピックアップ(以下PU)。ディマジオのArea '58をフロントとセンター、同Virtual Vintage '54 proをリア、という配置です。このレイアウトはジャズファンク・ギタリストのオズ・ノイ;Oz Noyと同じですね。オズ・ノイはリアPUのコイルターン数を増やしてるそうですが、ヒケタさんはそういったカスタマイズは施してるのでしょうか。しかし海外プレイヤーは特にディマジオ派が多いね。
で、実際にデモ演奏を披露して戴くのですが、使ってたアンプがフェンダーのDual Professionalとは思えないほど低音が効いていて(PUの特性から来る部分もあるのか?)、後はピッキングで音の鋭さを出しているのでしょう。結構ザクザクとした音を出してました。かっこよかった。ボリューム奏法を織り交ぜていたり、時たまアームの操作等でジェフ・ベック的なニュアンスを出していたりして、強弱のつけ方が本当に上手いです!ううむ、あなどれん。
ちゃっかりヒケタさん仕様のピックを戴いちゃったりして、そっからしばらくブラブラ。知るひとぞ知るコヤブボードもディバイザーからの発売ですが、開発者の小籔さんは相変わらず宇宙人ぽいというか、常人を超越してる感じがします。フジゲンは・・・なんか期待外れというか、現役感の感じられないエンドーサーばっかり前面に押し出してるのは、どうにかならないかと思った。あとコールクラークは最早名物男の様相であるロイド・スピーゲル;Lloyd Spiegelのデモ演奏。相変わらずだ、相変わらずアコギで驚異的なテクニックと、味のありまくりなボーカルでグイグイ引きこんでくれる。毎回彼の出演が楽しみで楽器フェアに来てる節もある。
2007年12月21日
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