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米3人死亡事故:26歳日本人運転手を逮捕 居眠りと断定

 【ロサンゼルス吉富裕倫】米ユタ州シーダーシティーで8月、小型観光バスが横転し日本人観光客3人が死亡、運転手を含む12人が重軽傷を負った事故で、同州高速警察隊は21日、ネバダ州ラスベガス在住の日本人運転手、三國泰史容疑者(26)を過失致死容疑などで逮捕した。

 同高速隊によると、事故は三國容疑者の居眠り運転が原因だと断定。血液検査の結果、同容疑者の血中から大麻成分が検出された。過失によって死傷者を生じさせたなど郡検事局が10件の重罪と3件の軽犯罪容疑で訴追し、出頭を求めたシーダーシティー市内で午後3時半に逮捕した。

 事故は8月9日午後6時40分ごろ、同市内の高速道路で起きた。ザイオン国立公園からブライス・キャニオン国立公園に向かう途中の直線道路で、バスは徐々に車線を左にそれて中央分離帯に進入。三國容疑者が高速道路に戻ろうと右にハンドルを切ったため、バスは1回転半横転して逆さまになって止まった。

 三國容疑者はネバダ州の短大で観光業について学ぶ一方、ユタ州のバス運行会社「キャニオン・トランスポーテーション」社で運転手として働いていた。

 同高速隊は22日に記者発表を行い、容疑内容などを明らかにする予定。

毎日新聞 2010年9月22日 11時40分(最終更新 9月22日 12時43分)

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