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白いヒグマ:全身撮影に初成功 国後島で日大チームら 

カラフトマスをくわえた白いヒグマ=国後島北東部の自然保護区で、日本大学・国後保護区ヒグマ共同研究グループ提供
カラフトマスをくわえた白いヒグマ=国後島北東部の自然保護区で、日本大学・国後保護区ヒグマ共同研究グループ提供

 北方領土の国後島と択捉島にしかいないとみられる白いヒグマの全身撮影が初めて成功し、21日公開された。国後島北東部の自然保護区内で、NPO法人「北の海の動物センター」(会長・大泰司紀之北海道大名誉教授)や日本大学の哺乳(ほにゅう)類の専門家グループが、3頭の撮影に成功した。

 ロシア側研究者への聞き取りでは、国後島には300頭前後のヒグマがおり、約1割が全身または部分的に白いという。3頭のうちのカラフトマスをくわえたヒグマは顔と下半身以外は白。ホッキョクグマへと進化する過程の可能性もあり、遺伝子の分析を試みる。【本間浩昭】

毎日新聞 2010年9月22日 11時06分(最終更新 9月22日 11時37分)

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