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 2010年9月21日(火) 19:30
新技術でパーキンソン病の腰痛緩和
新技術でパーキンソン病の腰痛緩和
パーキンソン病による腰痛の激しい痛みを和らげる注目の新技術です。
岡山大学病院が研究を進めているのは、脊髄周辺に電極を埋め込み微弱な電気を流すという治療法、その効果に多くの病院や医師が注目しています。

1000人に1人の割合で発症するとされているパーキンソン病の患者です。
脳の中にある神経物質が減少することで起こる運動障害で、手足の「硬直」や「震え」が主な症状です。
更に悪化した場合、激しい痛みを伴う慢性的な腰痛が出てくるケースがあります。
これが今岡山大学病院で研究が進められている「脊髄刺激療法」です。
脊髄周辺に電極を植え込み、そこに微弱な電気を流すことによって腰痛の痛みを脳に伝わらないようにしようというものです。
薬物治療やリハビリでも完治は困難なパーキンソン病の腰痛ですが、岡山大学病院脳神経外科の研究グループでは去年12月から始めたこの治療法で11人のうち10人の痛みが和らぎうち6人の痛みが消えたといいます。
実際の手術現場を見せてもらいました。
先ほどの直径1ミリの電極が局所麻酔をした患者の背中から挿入されていきます。
画像を見ながら電極を、脊髄の最も痛みに効果的な位置へ移動させていきます。
この治療法の最大のメリットは、手術中患者の反応を見ながら電極を置く位置を決められる点にあります。
手術は、この電極を固定させ、さらに腹部の皮膚の下に電気を流す刺激装置を埋め込んで完了です。
患者は術後、腰痛が出たときリモコンで刺激装置をコントロールして自分で痛みを和らげることが可能です。
研究を進める伊達教授は、この治療法が理論的には腰のヘルニアや脳卒中によるしびれなどにも応用が可能だといいます。
これまで収まらなかった痛みが和らぐことで、患者の社会生活の向上に大きな期待が持てる脊髄刺激療法です。
研究グループでは、今後、他の疾患にも活かせるか研究を更に進めていく方針です。

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