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2010年9月21日(火) 19:30 |
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巨額融資詐欺に懲役5年の判決
美作市の温泉旅館「たつみ山荘」をめぐる巨額の融資詐欺事件で、岡山地方裁判所は旅館の運営会社の元社長に対し懲役5年の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、旅館運営会社「桜リゾートたつみ」の元社長で美作市の無職・神原哲哉被告です。 判決文などによりますと、神原被告は会社の経常収支が大幅な赤字であるのに黒字と粉飾した決算報告書などを提出して、美作市や岡山市の金融機関に設備資金名目などで融資を申し込み、2006年〜2008年までの間に6億7千万円余りを騙し取ったとされています。 21日の裁判で岡山地方裁判所の田尻克已裁判長は「被告人は犯行で主導的な役割を果たしたものと言え、犯行の結果は極めて重大である」などとして神原被告に懲役5年の実刑判決を言い渡しました。
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