同業他社に対する業務停止命令等について

2010年9月21日

お客様各位

既にご存知の方も多いと思いますが、FX業界最大手の「株式会社外為どっとコム」が、金融庁より9月17日付で、「業務停止命令」と「業務改善命令」の行政処分をうけました。

原因は、7月13日と9月6日に発生したレートの誤配信に伴い業務改善命令を受けていたにもかかわらず、9月15日にシステム障害を発生させたため、とのことです。（金融庁報道発表資料より）

金銭信託の義務化、保証金（レバレッジ）規制などの規制強化により、FX業界の健全化が促進され、お客様層の広がりが期待される中、このような不祥事は遺憾であり、業界全体の成長に悪影響を与える可能性があると危機感を感じています。

今まで、当社は「安心」「信頼」を軸にお客様サービスに努めてまいりましたが、今後も業界の手本となれるよう、以下の点に一層注力し、安定したレート、為替情報、取引環境の提供を引き続き行ってまいります。

①業界トップクラスのシステム環境の維持
（強靭なシステムについて）

②FX業界で唯一の取組み(＊)である情報セキュリティ管理の国際規格ＩＳＭＳ認証取得の継続
（セキュリティ対策：ＩＳＭＳ認証取得について）
(＊)当社調べ。

③昨年11月に取得したFX業界初のITサービス管理（ITSMS）の国際規格｢ISO/IEC20000-1:2005｣認証の継続
（システム管理：ITSMS認証取得について）

④外部の大手監査法人によるシステム監査などを取り入れた、内部統制システムの充実
（内部統制システムに関する基本方針）

また、上記の地道な取り組みが奏功し、先日投資関連情報を提供している「Klugクルーク」サイト内でのアンケートにおいて、”信頼性Ｎｏ．１”に選ばれることができました。

今後も皆様の期待に応えるべく、経営ビジョンに掲げた「ＦＸプライムは、皆様に信頼されるリーディングカンパニーを目指します」を念頭に、役職員一同一致団結して頑張っていきますので、引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

2010年9月21日

ＦＸプライム株式会社

代表取締役社長

五十嵐　眞