沖縄 名護市沖でジュゴン確認
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沖縄 名護市沖でジュゴン確認

9月22日 4時47分 twitterでつぶやく

アメリカ軍普天間基地の移設先として日米両政府が合意した沖縄県名護市の沖で、21日、国の天然記念物で絶滅が心配されているジュゴンが泳いでいるのを取材中のNHKのヘリコプターが見つけ、その様子を撮影しました。

21日午後3時すぎ、沖縄県名護市の沖合で取材中のNHKのヘリコプターが、ジュゴンが泳いでいるのを見つけ、その様子を撮影しました。ジュゴンは、水面近くを漂うように泳いでいて、時折、水中に潜ったり水面近くに上がってきたりしていました。ジュゴンが見つかったのは、アメリカ軍普天間基地の移設先として日米両政府が合意した名護市辺野古のキャンプシュワブから北東におよそ6キロの海上で、周辺では、沖縄防衛局がヘリコプターを出して、ジュゴンの生態についての調査を行っていました。日本自然保護協会によりますと、この周辺では、これまでにもジュゴンが泳いでいるのがたびたび確認されているということで、自然保護協会では、生息環境に大きな影響を与えるとして普天間基地の名護市沿岸への移設に反対しています。