2010年9月22日10時15分
日本列島は22日、南からの暖かい風が流れ込み、東日本から西日本にかけては厳しい残暑となった。東京都心では午前9時17分、気温が30度に達した。これで今年、都心で最高気温が30度以上となる真夏日は71日となり、1876年の観測開始以来、最多となった。
気象庁によると、これまでの最多記録は2004年の70日だった。東京都心は今年、最高気温が35度以上の猛暑日も13日観測され、観測史上最多タイ記録となっている。
ただし、秋分の日の23日にかけて前線が列島を南下し、各地に雨をもたらす。梅雨明けから続いた厳しい暑さは終わり、秋の空気に入れ替わる見込みだ。