強姦神話について・・
強姦等の性暴力は《魂の殺人》と言われています。
それは、身体を傷つけるだけではありません。
心を深く深く傷つけ、長い間、被害者を苦しめます。
《強姦神話》という言葉をご存知でしょうか?
*レイプは夜道で、知らない人から・・・
*二人きりで一緒にいたのだから、合意していたのだ・・・
*女性が挑発した・・・
*嫌だったら逃げられるはず・・・
皆さんは、これらが本当だと思いますか。
内閣府の『男女間の暴力に関する調査』によると、面識のある者からの被害が約75%も占めています。
面識があるために却って、届出をしにくいのです。逃げようと思っても恐怖で体は動きません。
相手がそんなことをすると分かっていれば、二人きりになったでしょうか。
相手への信頼は裏切られたのです。
また、子どもが被害者である性犯罪被害は、父親等身近な大人からの加害も多く報告されています。
性暴力被害にあった後、PTSD(外傷後ストレス障害)や、うつ病、パニック障がい、自殺未遂の繰り返し、依存症、摂食障害などに苦しめられている方も多くいます。
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