社民、菅政権に接近…福島党首の求心力低下で
読売新聞 9月21日(火)12時44分配信
社民党が菅政権との距離を縮めようとしている。
民主党との間の大きな溝となっている沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題への対応を巡り、政権批判を
強めていた福島党首の求心力が先の参院選敗北で低下したことも影響しているようだ。
社民党は参院選後、民主党に対し、普天間問題に関する日米合意の見直しや、消費税率引き上げの3年
間凍結などを約束すれば、政権運営に協力する方針を伝えている。
重野幹事長は16日の記者会見で「(連立政権当時は)具体的な政策の合意もした。(合意した法案
の)成立に協力することにやぶさかではない」と述べた。
民主党に協力的な姿勢を見せる又市征治副党首の社民党内での影響力も増している。策定中の「党再建
計画」にも中心的にかかわっており、来春の統一地方選での民主党との選挙協力を視野に、「与野党分か
れての協力はどうか。閣外協力か連立復帰が望ましい」と語る。 最終更新:9月21日(火)12時44分
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