防衛成功の内山　次戦メキシコ進出プラン

クリーンヒットしたパンチで防衛戦を報じる本紙を手に笑顔の内山 Photo By スポニチ

　衝撃の５回ＴＫＯでムクリス（インドネシア）を下し、２度目の防衛に成功したＷＢＡ世界スーパーフェザー級王者・内山高志（３０＝ワタナベ）が一夜明けた２１日、都内のワタナベジムで会見した。

　次戦は指名試合で暫定王者ホルヘ・ソリス（メキシコ）との王座統一戦が有力で、渡辺会長は「将来的にラスベガスで戦うためにも（敵地の）メキシコで名前を売るのもいい」と初の海外防衛戦の可能性を示唆。この日、ムクリスは左ほお骨に加え鼻骨も骨折していたことが判明しており、内山の破格のパンチ力は本場でも注目を集めそうだ。内山も「会長次第。環境面で問題なければやってもいい」と前向きだった。

[ 2010年09月22日 ]