桐光学園ＤＦ福森が川崎フロンターレ入り、高校屈指の大型センターバック

2010年9月22日

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Ｊ１川崎入りが決まった桐光学園高の大型ＤＦ福森＝６月の県高校総体から

　高校サッカーの名門で今夏のインターハイで４強入りした桐光学園３年の主力ＤＦ福森晃斗＝１８０センチ、65キロ＝が、来季、Ｊリーグ１部（Ｊ１）川崎入りすることが21日、分かった。今月中にも仮契約を結ぶ方針。

　福森は精度の高い左足のキックを武器とする、高校屈指の大型センターバック。Ｊ１仙台の練習にも参加するなど複数のＪクラブの争奪戦となったが、同日までに地元の川崎入りを決断した。

　藤沢市立村岡中時代はＦＷとして全国中学大会８強。桐光学園に進学後、ＤＦに転向した。８月の沖縄インターハイでは同校を14年ぶりの４強に導き、優秀選手に選出。最終ラインから自在に攻撃を組み立てるほか、ロングレンジからのシュートやプレースキックにも光るものがある。

　川崎スカウト陣は６月の県高校総体を視察してリストアップ。ＤＦ陣の世代交代期が迫る上、左利きのセンターバックはＪリーグでも珍しく、「左足のキックは既にＪ１レベル」とクラブ関係者は絶賛している。７月下旬に約１週間、練習参加させて獲得を打診していた。

　同校から川崎入りするのは、ＤＦ佐原秀樹（32）、ＭＦ渡辺匠（28）＝現Ｊ２熊本＝に次いで３人目。ユースからの昇格を除けば、神奈川出身の高卒新人が加わるのはＭＦ谷口博之（25）＝横浜Ｍユース出身＝以来７年ぶりとなり、地元のサッカー関係者やファンの大きな期待を集めそうだ。

桐光学園ＤＦ福森が川崎フロンターレ入り、高校屈指の大型センターバック

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