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【プロ野球】

ヤクルト 来季小川監督正式決定 本紙既報通り

2010年9月21日 紙面から

来季からの監督就任が決まり、記者の質問に答える小川監督代行=神宮球場で

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 ヤクルトの小川淳司監督代行(53)が本紙既報通り、来季監督に就任することになった。ヤクルトは20日、東京都内の球団事務所で会見。19日の試合後、鈴木正球団社長が電話で正式要請し、小川代行から「よろしくお願いします」と快諾を得たことを明かした。契約は2年。年俸など細部は今後詰める。

 小川代行は高田繁監督の辞任を受けてチームを指揮。5月27日から50勝31敗3分け、6割1分7厘(19日現在)と好成績を残した。球団ではこの手腕を高く評価。シーズン終了を待たずして正式要請に至った。

 神宮室内球技場で会見に臨んだ小川監督代行は「自分でいいのかなというのが正直な気持ちだが、一生に一度もない話だと思う。『よしやってやろう』という気持ちになった」とコメント。選考に当たり球団が考慮したというファンの支持については「選手として実績のない私を後押ししてくれたファンはすごくありがたい」と感謝した。

 今季は現職のまま指揮を執る。この日は、実直な性格そのままに「(監督になったからといって)変わるつもりはない。まずは今季の残り試合を全力で戦いたい」と決意表明。「2年(契約)というような悠長なことは言ってられない。1年でダメならダメなんでしょうから、来年、クライマックスに出て優勝するつもりで準備したい」と抱負を語った。

 

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