現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 社会
  4. その他・話題
  5. 記事

橋下知事、弁護士会に逆懲戒請求へ 「処分内容を漏洩」

2010年9月21日23時11分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 弁護士の橋下徹・大阪府知事(41)が知事就任前の2007年5月、山口県光市の母子殺害事件の被告弁護団の懲戒請求を呼びかけ、大阪弁護士会(金子武嗣会長)から17日に2カ月の業務停止処分とされた問題で、橋下氏は21日、「事前に報道機関に懲戒内容を漏らしたのは品位にかける」として、同弁護士会の会長や副会長らに対し、近く逆に懲戒請求する考えを明らかにした。

 大阪弁護士会は「弁護士の品位を害する行為にあたる」として2カ月の業務停止処分を決定し、17日午前に橋下氏側に処分内容を通知した。その処分内容は同日付の朝日新聞朝刊に掲載された。

 橋下氏は処分を受け入れる方針で、橋下綜合法律事務所によると、21日に同弁護士会に弁護士バッジを返還した。近く弁護士法人の役員からも外す手続きを取るという。バッジは処分が終わった2カ月後に返還される。

 一方で橋下氏は、事前に報道された点を問題視し、「業務停止は弁護士にとって死刑判決のようなもの。事前に判決文が漏れたことは前代未聞。道頓堀でケツを出すより下品な行為」と述べた。

関連トピックス

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

内部告発をめぐって争われた訴訟をドキュメント。組織と個人の葛藤から得られた教訓。

後藤謙次さんの記事を配信中。第一線の論客と朝日新聞の専門記者60人が、「タイムリーで分かりやすい解説」を提供。

加藤千洋さんの記事を配信中。第一線の論客と朝日新聞の専門記者60人が、「タイムリーで分かりやすい解説」を提供。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介