女医マリリン流・キラキラLifeでいきましょー

プロフィール
マリリン(山下真理子)さん
オフィシャルブログ→http://ameblo.jp/777marilyn777




 京都府立医科大学卒業。
 第104回医師国家試験に合格しました。


 大阪のjoeclinicに勤務して、美容外科医として修業中です。


Twitter→777marilyn777



 昔から、美容のことは大好きでした。


 人生は、思ったとおりになる。

「こうなりたい」って思い続けてたら、必ず実現できる。

 自分の成功を信じて進むこと。

 妥協しないこと。



 頑張る人って、すごく素敵。








2010年8月9日発売の週刊ポストにインタビューが載ってます。



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立派な仕事ってなあに?
 立派な医者、とは、どんな医者だろう。

 
 患者さんの立場に立ち、患者さんのことを心から考え、自分のプライベート等を全て犠牲にして、誰かの為に尽くす医者?

 死の淵にいる人を、さまざまな処置を施して、息を吹き返させる医者?

 何日も寝ずに病院に泊まり込み、十分な休息を得ることもなく、一心不乱に働く医者?



 私は、卒業してすぐに、美容外科の道を選びました。

 どうして初期研修医制度を履修しなかったのか、その理由は一つではありません。

 
「やる気がなかったんだろう」「根性が足りないんだろ」「さっさとお金儲けがしたかったんだろう」

 そんな風に思われても、あるいは仕方がないのかもしれません。

 分かってほしい、理解してほしいとは思わない。

 

 世間の人は、いや、医者の中にだって、「医者は、病気の人を治すのが仕事。それをしない医者は人間のクズだ」と思っていらっしゃる方は、非常に多い。

 けれども、そういう意見に出逢った時、病気の人を治すことだけが「人助け」なのか、私は甚だ疑問に思う。


 研修医をすることが全てであるとも思わないし、病気の人を治療することが全てだとも思いません。もちろん、病気を治すということは、素晴らしい仕事であるし、救命を続ける医者を、私は、嫌味なく、心の底から尊敬しています。

 けれども、医者は神様ではない。

 プライベートを犠牲にして何かに打ち込む、それが他人を助けることであれば、それほど素晴らしいことはないでしょう。 でも、それが全てだと、私は思いません。

  
 私は、もともと医者になりたいと思ったことはありませんでした。
 
「医者です」と言うと、「幼い頃から病気の人を助ける医者に憧れ、患者さんの事を考えて自分をついつい後回しにしてしまう」という医者像を、人は求めがちです。

 でも、そうじゃない医者は、全員クズですか?

 全員、薄っぺらい人間ですか?

 医者になる為に、中学高校のころから努力を重ね、勉強に励み、その中で、医者という仕事について、診療科について、将来について、自分のプライベートについて、真剣に悩み、真剣に傷つき、時には泣いた事もある。
 
 その結果、「病気を治す医者」「研修医として日々切磋琢磨する医者」にならないという選択肢を選ぶ人は、全員、「薄っぺらい医者」なのでしょうか。



 私は、美容外科の仕事にやりがいを持っています。

 自分でできることはまだまだ少なくても、患者さんが笑顔で帰っていく姿を見ると、本当によかったな、と思いますし、

 実際、美容外科の施術を受けることで、人生が変わることも沢山あると思います。
 
 美容外科医としてやっていくためには、他の医者と同じように、大変な努力も必要だし、技術を磨くためには、長い時間もかかります。つらいことも苦しいこともたくさんあるし、ただ、「キレイになれる」という気持ちだけでは続かないことも、たくさんあります。

 
 私の勤務先の院長は、美容外科医としてずっと長年働いているわけですが、

 患者さんのことを考えて、「キレイにしよう」という気持ちを誰よりも持っていて、そのために、見える部分見えざる部分で努力を重ねて、今があります。

 そんな院長みたいになりたい、と思うし、私も、もっともっと頑張らなきゃいけないな、と日々思う。私なりに、努力もしているつもりです。


 なのに、「病気の人に接しないから、医者のクズだ」という見方をされてしまうのは、すごく悲しいことだな、と思います。


 何が立派で、何が薄っぺらいのか。

 何が正しくて、何が正しくないのか。


 それを判断するのは、個々人ですが、


 見えない部分をなかったことにして非難するやり方は、私はあまり好きではないな、と思います。

 どんな仕事にも、垣根や地位の差はないはずだし、

 どんな仕事だって、いいところもあれば悪いところもある。

 そんなシンプルなことなのに、

 意外と、忘れがちです。


 うーん、明日も仕事頑張ろう☆
コメントエリア
■難しい
はじめまして オジャマシマス

う~ん・・・これは難しいですね。
今の状況をみると、明きらかに熱い議論になるお話ですね。。。


よくわからないのですが、マリリンは病気を診療できない医師になるのですか??
うーん、何がどうで立派な医師か仕事かわからないですね。僕は都内のクリニックに3ヶ月通って、結局紹介状を書いてもらって総合病院に行く事になりました。複数の診療項目を看板に開業をしているのに原因すら特定できないなんて!って思いますね。院長(女医)として開業をしているのに、開業医の条件って何!って思います。

立派な仕事ってなあに?難しいですね。
Greco 10/09/21 18:05

■そうですね…
 専門性を持った医師がいいのか、全般見れる医師がいいのか、という議論も、頻繁にされている議論。
 クリニックでは、機械の設備等の問題で、どうしても診断・治療できない症例が多いのに対して、患者さん1人1人とゆっくり話して、全般的なcareをしていくこともできます。 
 開業医は、法的規定さえ満たせばだれでも可能ですが、同時に、非常に微妙な問題でもあります。技術力や診断力を100%備えた医者が理想の医者であるにしても、決して、
「医者は神様」ではありません。
 そこの部分の折り合いが、一番難しい問題ではないかと、私は思います。

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