「非常に恐ろしい気持ち」村木元局長が心境語る(09/21 14:32)

　郵便不正事件をめぐって大阪地検特捜部が押収した資料を改ざんした疑いが浮上したことを受け、無罪判決を受けた村木元局長が会見し、「非常に恐ろしい気持ちだ」などと述べました。

　厚生労働省・村木厚子元局長：「こんなことまで起こるのか、あり得るのかっていうことで、非常に恐ろしい気持ちがしました。大変、怖かったです」「フロッピーの問題だけではないので、今回の事件全体について、何があって、なぜこういう形になったのかをきちんと検証して頂いて、これからの検察のあり方に生かして頂けるのが一番良いと思っています」
　村木元局長は会見で、捜査を担当した検察官個人を刑事告発する考えがないことも明らかにしました。この問題について、最高検は、異例の直接捜査に乗り出す方針を明らかにしています。