記事入力 : 2010/09/20 12:01:43
「首相候補者の姉が総長務める大学に特別待遇」
野党が主張
次期首相候補者に指名された金滉植(キム・ファンシク)監査院長の姉が総長を務める東新大学が、国庫支援で特恵を受けたとの指摘が挙がっている。
創造韓国党のイ・ヨンギョン議員は19日、「金滉植氏が監査院長に就任した2008年、東新大は教育部の財政支援事業で71億ウォン(約5億2000万円)の補助金を受けたが、これは前年度の支援金(41億ウォン=約3億円)の約2倍に当たり、地方私立大の支援金としては最高水準」と述べた。また、「東新大は金滉植氏が光州地方裁判所の所長を務めていた04年にも、情報通信部から315億ウォン(約23億円)、科学技術部から510億ウォン(約38億円)、05年には教育部から278億ウォン(約20億円)など総額1150億ウォン(約85億円)もの支援金を受けており、これは同大学の3年間の授業料収入総額よりも多い」と指摘した。
これについて首相室側は、「金滉植氏は、特定の大学の支援に関して影響力を行使するようなポジションにはいなかった」と語った。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) 2010 The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>