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2010年9月20日(月) 19:30 |
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自動車のない高松市街地は
高松市中心部で車両を通行止めにして車のない都市生活を体験してもらうイベント「カーフリーデー高松」が今年も行われました。 マイカーに頼らない社会を作ろうという狙いです。
カーフリーデー高松は、高松市中心部の美術館通りおよそ400メートルの区間で行われました。 環境や公共交通について考えようとヨーロッパで始まったイベントです。 訪れた人達は、いつもと違う街を歩いたり、自転車タクシーを使って回り、マイカーに頼らない都市生活を体験しました。 会場には、ミニ電車もお目見えし公共交通について考えてと訴えました。 一方、カーフリーデー会場の美術館通りと交差するフェリー通りでは、いつも通り多くの車が行き来していました。 市街地のマイカーを制限することに対して、市民からはマイカーの便利さは捨てがたいという声が聞かれます。 香川県は日本有数の自転車県でもあります。 人口100万人に対して 60万台の自転車があり、自転車を利用しやすい街づくりも進めようとしています。 温暖化が世界規模で解決すべき課題となる中、地方の都市は何に取り組むべきなのか? わずか1日だけのカーフリーデーですが、大きな問いかけをしているように感じます。
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