生活習慣病

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生活習慣病で亡くなる人は日本人のおよそ3分の2。糖尿病、心臓病、高脂血症、脳卒中などが代表的。[関連情報]

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加齢黄斑変性の眼底(山形大学医学部眼科山下英俊教授提供)(写真:産経新聞)

【健康】眼底検査で予測 全身疾患リスク 糖尿病や脳卒中/発症予測との関連も

 瞳の奥にある網膜などの状態を見る「眼底検査」。目の疾患だけでなく、高血圧や糖尿病など全身疾患を発見するきっかけにもなることから、企業の健康診断などに取り入れられている。最近では、眼底検査が将来の病気の発症予測につながることを示唆する研究も出てきた。専門医は眼底検査の重要性を訴えている。(岸本佳子)(産経新聞)
[記事全文]

◇眼底検査で何がわかる?
眼底検査 - プラスウェルネス
眼底検査を受けるポイントとは? - 「眼底検査」は2つのケースがある。All About
眼底検査のようす - 異常のある眼底と病気などの疑い。大阪府立健康科学センター

◇10月10日に各種イベント
目の愛護デー - 日本眼科医会
身近な話/目を大切にしよう - 首相官邸

※ここより下は、メディア関係者と読者が作るガイドコンテンツです。   表示方法: 標準全部

生活習慣病とは

食事や運動、喫煙、飲酒、ストレスなどの生活習慣が深く関与して発症する疾患の総称。以前は「成人病」と呼ばれていたが、成人であっても生活習慣の改善により予防できることから、1996年に厚生省(当時)が「生活習慣病」と改称することを提唱。日本人の三大死因であるがん、脳血管疾患、心疾患、および脳血管疾患や心疾患の危険因子となる動脈硬化症、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などはいずれも生活習慣病である。
糖尿病日本人の多くは体質的に糖尿病になりやすい遺伝子をもっている
脳卒中心臓病と脳卒中をあわせて、循環器病と呼んでいる
心臓病心臓弁膜症
高脂血症高脂血症はそれ自体、自覚症状があるわけではない
高血圧高血圧というのは、血圧が高いという1つの症状
肥満摂取したカロリーが消費するカロリーを上回っていれば、その分は脂肪として身体に蓄積され、それが続くと肥満という結果を生む
厚生労働省、国立循環器病センター「循環器病情報サービス」

三大生活習慣病

「がん」「脳卒中」「心臓病」の3つを指し、日本人の死因の約6割を占めている。生活習慣の乱れや喫煙、運動不足、ストレスなどが主な原因として上げられる(healthクリック)。

脳卒中

予防法
脳卒中を予防するには、タバコを吸わない、適度に運動をする、血圧を適切に保つなど、他の生活習慣病と同様の対策が有効となる。
All About「療養食・予防食」ガイド記事「脳卒中から身を守る6つの掟」

糖尿病について

糖尿病には「1型糖尿病」、「2型糖尿病」など、いくつかの種類がある。「2型糖尿病」は食事や運動などの生活習慣が関係している場合が多く、日本の糖尿病の95%以上はこのタイプ。「1型糖尿病」は子どものうちに始まることが多く、いくつかの遺伝子と環境要因が複雑に結びついた結果、発症すると考えられている。(厚生労働省「糖尿病ホームページへようこそ」、Dr.インスリンの1型糖尿病教室「1型糖尿病とは?」より)。
ケトアシドーシス(DKA)
合併症の1つ。自覚症状が出るまでは一般に24時間以内と言われているが、インスリンポンプの故障の場合は6〜12時間と短いことがある。All About「糖尿病」ガイド記事「糖尿病ケトアシドーシス(DKA)の原因・初期症状」(2010年8月23日)
治療
HbA1c
過去1〜2か月の平均血糖値を表わす数値として、HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)がある。これは、これまでさまざまな問題があって、糖尿病の診断基準に使うことを見送られてきた。かつては世界のどの国でもHbA1cが測定できるという状況ではなく、測定方法も結果もかなりバラつきがあった。しかし分析法も進歩し、世界共通のHbA1c(IFCC-HbA1c)も確立したので、最近では糖尿病の診断基準に使用することを改めて検討する動きが高まっている。また公式を使えば、HbA1cから過去1〜2ヶ月の推定平均血糖値を知ることができる。(リンク先、All About)
人工すい臓
ケータイぐらいの小さな人工すい臓が、自動的に血糖の変化に反応してインスリンをからだに注入したり止めたりして血糖値を一定に保ってくれれば糖尿病から開放される。イギリスの権威ある医学誌The Lancet,Early Onlline Publication,2010年2月5日号が、人工すい臓について記事を載せた。

高血圧

高血圧と塩分
高血圧の人は「健康のために塩分を制限しましょう」、と指導されることが多いが、そう簡単には血圧は下がらない。塩分を制限することに意義はないのか?
All About「50代からの健康法」ガイド記事「3人に1人が高血圧に! 「塩分」を考える」(2008年8月1日)
DASH食
「Dietary Approaches to Stop Hypertension」の略で、アメリカで研究され、高血圧改善に成果を上げている「高血圧を防止するための食事」。具体的には、野菜や果物、木の実、豆、魚、全粒粉のパンなどを多くとり、牛肉や豚肉、甘い菓子やソフトドリンクを控えることで、カリウム、カルシウム、マグネシウム、食物繊維、たんぱく質を多く摂取できる食事のこと。欧米型の食事にありがちな高脂肪、高カロリーな食事を、低脂肪、低カロリーな食事に変える意味もある。All About「食と健康」ガイド記事「高血圧を防ぐDASH食って?」(2007年1月23日)
治療法
高血圧の治療には、食塩摂取量を制限する、バランスのよい食事を心がける、減量する、運動を取り入れる、アルコールを制限するなど、生活習慣の見直しが大切な第1段階。第2段階として、血圧を下げる薬を服用する。(All About「生活習慣病」ガイド記事「高血圧症の改善法・治療法」(2010年5月25日))

現状

厚生労働省の平成19年 国民健康・栄養調査結果によると、糖尿病が強く疑われる人は約890万人。糖尿病の可能性が否定できない人は約1,320万人、合わせて約2,210万人と推定された。また、40〜74歳でみると、男性の2人に1人、女性の5人に1人が、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる者または予備群と考えられる。

原因

農林水産省の「我が国の食生活の現状と食育の推進について」(PDFファイル)によると、(1)栄養バランスの崩れ(2)食料消費を巡る社会情勢の変化(3)食の外部化・簡素化の進展、などの食料消費構造の変化を上げ、特に、朝食の欠食などの食習慣の乱れや必要以上のダイエットなどの不健全な食生活が健康を損なう原因の1つとなるとして解説。

予防法

厚生労働省のサイト「生活習慣病予防(健康づくり)特集」では、(1)運動施策の推進、(2)栄養・食育対策の推進、(3)たばこ対策を予防策として紹介している。

内臓脂肪と生活習慣病

内臓脂肪の増加は、糖尿病、血栓症、動脈硬化・高血圧症の促進につながる。内臓脂肪を減らすには有酸素運動が効果的。有酸素運動は、運動の持続時間が20〜30分以上ないと脂肪の燃焼が起きないとされている。

食生活から防ぐ生活習慣病

欧米のような肥満からくる生活習慣病に悩む国々は、エネルギーの半分近くを肉類の脂肪からとっている。血中のコレステロールや脂肪が増えすぎると動脈硬化を招きやすい。日本型食生活で主食となっている米は、(1)血糖値が上がりにくい(穀類を粉にして作るパンやパスタは消化吸収が良く、血糖値が上がりやすい)、(2)低カロリー(塩分や油で調理せず、そのままごはんとして食べられる)、(3)ごはんに味がついていないため、どんな食材とも合うなどの特徴が挙げられる。(All About「日本人の長寿の秘訣 命のコメ」(2006年6月22日))

トランス脂肪酸

分子構造の二重結合の一部がトランス型になった脂肪酸を、トランス脂肪酸と呼ぶ。トランス脂肪酸を多く摂取すると、体内で善玉コレステロールが減り、悪玉コレステロールが増えると言われる。海外では使用禁止にする国が増えてきている(All About「米KFCが使用を止めるトランス脂肪酸とは」)。

調査データ

海外での動向

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