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空牙、ダブル前哨戦快勝で大一番へ弾み

 バファロー(手前)のラリアットをブロックする空牙=大阪ミナミムーブオンアリーナ
 バファロー(手前)のラリアットをブロックする空牙=大阪ミナミムーブオンアリーナ

 「大阪」(19日、ミナミムーブオンアリーナ)

 9・26シリーズ最終戦で組まれている王座戦のダブル前哨戦となったタッグマッチは、ユニットの勢いそのままに空牙&ヲロチ組がブラックバファロー&タイガースマスク組に勝利。大一番に向けて弾みをつけた。

 タッグマッチといえど、それぞれの標的は一週間後の対戦相手だ。大阪選手権王者・空牙と挑戦者バファロー、そしてインディペンデント・ワールド・ジュニアヘビー級王者タイガースと挑戦者ヲロチ…意地をぶつけ合う4人。イスやラダーが飛び交う荒れ試合の中で、セコンド・HAYATAのパウダー攻撃がバファローを直撃。その一瞬のスキを突き、空牙が丸めこみで3カウント奪った。勝敗が決してからも「反則、セコンド介入、何でも来いよ!全部を受け止めて勝ってやる!」のバファローの言葉に、空牙も応戦。客席でもみ合いとなり、新旧ルード軍の遺恨はさらに深まった。

 初防衛戦へ向け、圧倒的優位に立つ空牙だが「あいつ(バファロー)も十何年キャリアがあって、尋常やない気持ちでベルトを奪いに来るだろう。それをはね返す。チャンピオンとして堂々と迎え撃つ」と気の緩みはない。その上で「JOKER、空牙長期政権の第一関門…バファローごときで止まってる場合やない」と、あくまで“通過点”であることを強調していた。

(2010年9月19日)
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