北朝鮮から授与された親善勲章第1級を披露するアントニオ猪木=成田空港
「平壌国際映画式典」出席のため訪朝していたアントニオ猪木・IGF会長(67)が19日、成田空港で帰国会見。朝鮮労働党代表者会が10月10日の党創建65周年に先立つ今月末から来月初旬に開催され、金正日総書記の三男・ジョンウン氏が後継披露されるのではないかとの見通しを示した。
朝日友好親善協会会長の朴根光・党国際部副部長ら要人と会談してきた猪木は「(後継披露)するだろうと。私の勘ですが」と、闘魂外交の感触を披露。さらに、65周年式典に招待されたことと、その際に「正式な文書ではないが、話し合いをできる人が(北朝鮮に)来てくれればいいですね、という話を預かってきた」とも明かした。「交渉のドアを開けたいのが本音でしょう」と北朝鮮の意図を説明し「このままでいいのか」と、水害の復興支援を日本政府にうながしていた。
(2010年9月19日)