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十両の豊ノ島、謹慎力士勝ち越し1号

 帰り際、子供のファンにサインする豊ノ島=両国国技館(撮影・出月俊成)
 帰り際、子供のファンにサインする豊ノ島=両国国技館(撮影・出月俊成)

 「大相撲秋場所8日目」(19日、両国国技館)

 野球賭博問題に関与し、名古屋場所を謹慎して十両に陥落した豊ノ島が8連勝で勝ち越しを決めた。垣添を一気の押し出しで圧倒し、関取の謹慎力士の中では勝ち越し1号となり「結果を出すことがファンの信頼を取り戻すことと考えて土俵に上がっている」と会心の笑みを浮かべた。

 一時は心労で体重が10キロも落ち、戻りきっていないが「周りから動きが良くなったと言われる」。一場所での幕内返り咲きをほぼ確実とし「ここまできたら全部勝ちたい」と全勝優勝を宣言した。

 ゲン担ぎで初日からヒゲをそらず、頭も洗っていない。「(頭は)自分でもくさい。いい結果を出して、千秋楽に洗いたい」。最高の形で“みそぎ”を終え、心身ともにスッキリする。

(2010年9月19日)





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