内山が王座奪取から3連続KO 日本人初

5回TKOで防衛を果たした内山高志=さいたまスーパーアリーナ(撮影・出月俊成)
5回TKOで防衛を果たした内山高志=さいたまスーパーアリーナ(撮影・出月俊成)

 「WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ」(20日・さいたまSAコミュニティアリーナ)

 王者・内山高志(ワタナベ)が、挑戦者のロイ・ムクリス(インドネシア)を5回TKOで下し、2度目の防衛に成功した。内山は今年1月の王座奪取から日本人の世界王者では初となる3連続KOの快挙を遂げた。通算では6連続KO勝利。

 内山は5回2分20秒過ぎ、強烈な右フックで相手をぐらつかせ、すかさず猛ラッシュ。5連打目の左アッパーで相手を倒した。失神したムクリスはタンカで運ばれ、救急車に乗せられた。

 内山は「“記録”といっても世界王者になった先輩に比べたら、まだまだ実力はかなわない。もっと強くなって認められたい」と謙虚だった。

(2010年9月20日)

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