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谷垣総裁 今月中に臨時国会を

9月16日 17時3分 twitterでつぶやく

自民党の谷垣総裁は、記者会見で、沖縄の尖閣諸島の日本の領海内で中国の漁船の船長が逮捕された事件をめぐり、中国政府が抗議の動きを強めていることについて早急に対応を議論する必要があるとして、今月中に臨時国会を開くよう求める考えを示しました。

この中で谷垣総裁は「尖閣諸島はわが国固有の領土であり、き然とした対応を取るのは当然だ。中国側がこうした行動を取る背景には、日米間の信頼低下や、日本の政治空白という状況がある」と述べました。そのうえで谷垣総裁は「こうしたことは、民主党政権がみずから招いたということを十分自覚するべきだ。内政・外交の課題は山積しており、遅滞が許されない状況だ。どう対応していくのか、早急に議論しなければならず、今月中に国会を開くことを強く求めていきたい」と述べました。