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サーチナ

「日中が領土紛争で最悪の状態」、尖閣諸島の問題に韓国も注目

2010年9月20日 16時21分 (サーチナ)

 尖閣諸島(中国名:釣魚島)で海上保安庁の巡視船と中国漁船が衝突した事件で、日本は19日、拘束中の中国漁船の船長に対して拘束期間をさらに10日間延長することを決めた。韓国メディアも同話題を大きく取り上げ、日本と中国の動向を続々と伝えている。

 日本政府により船長拘置の延長措置について中国側は強く反発している。柳条湖事件から79年目を迎える18日には、北京の日本大使館をはじめ、全国各地で反日デモが行われた。中国政府は反日デモが過激にならぬよう抑制を呼び掛ける一方で、外務省による声明を発表し「このような結果はすべて日本側に責任がある」との立場を表明、船長の無条件釈放を強く求めた。

 韓国メディアは「日中の領土紛争が激化している」、「反日デモが中国全域に拡散・・・釣魚台紛争のせい」などの見出しで、日中の対立が高まりつつあり、日本製品の不買運動など反日感情が急速に広まっていると伝えた。さらに、東シナ海ガス田開発の協議に加え、閣僚級の交流会談が延期されていることなども相次いで報じている。

 なお、尖閣諸島について「日本と中国が領有権を主張している」と伝えているが、中には「釣魚台は日本が軍国主義の時代に強占したことで、日中間で領土紛争が続いている地域だ」との見方を示すメディアも見られる。

 また、メディアの表記において日本名の尖閣諸島や中国名の釣魚台との呼称がみられるなどバラバラだが、領有権をめぐる日中の主張についての詳細な言及は見られない。(編集担当:金志秀)

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