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鳩山氏 菅首相に言ってやった「好きとか嫌いとかの発想ではなく」

 訪米中の鳩山由紀夫前首相は19日、ニューヨークの国連本部で記者団に対し、民主党代表選で再選された菅直人首相に「グループなどにとらわれず、適材適所で(人材を)配することが国家運営に必要ではないか」と、注文を付けた。内閣改造、党役員人事で小沢一郎元幹事長と距離を置く議員を多く起用したことが念頭にあるとみられる。

 鳩山氏は「一番能力のある方に、好きとか嫌いとかの発想ではなく、しっかり仕事をしていただける環境をつくることに尽きる」と述べた。

 「ねじれ国会」については、野党との論戦で「けっこう厳しい局面があるのではないか」と指摘。菅首相が唱える全員参加の「412人内閣」に触れ「国会軽視ではいけない。国会に本当に能力のある人を配していかないと、よい政策を作っても国会の議論でうまくいかないとなってはいけない。内閣以上に国会の中の人事も真剣に考える必要がある」とくぎを刺した。

 鳩山氏は、国連の潘基文事務総長が設置した「地球の持続可能性に関するハイレベル委員会」のメンバーとして、第1回会合に参加するためニューヨークを訪問した。

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