はやぶさ:カプセルを初公開 相模原市立博物館

2010年7月29日 20時34分 更新:7月30日 0時46分

報道陣に初公開されたカプセルの耐熱カバー。左はJAXAはやぶさプロジェクトマネジャーの川口淳一郎教授=相模原市中央区の市立博物館で2010年7月29日、手塚耕一郎撮影
報道陣に初公開されたカプセルの耐熱カバー。左はJAXAはやぶさプロジェクトマネジャーの川口淳一郎教授=相模原市中央区の市立博物館で2010年7月29日、手塚耕一郎撮影

 7年間、約60億キロに及ぶ小惑星イトカワへの旅を終えた探査機「はやぶさ」のカプセルが29日、相模原市立博物館(同市中央区)で報道陣に初公開された。30~31日には一般公開される。

 この日公開されたのは、小惑星の物質が入っている可能性がある容器部分を除いたカプセルの実物(直径30センチ)と耐熱カバー(同40センチ)、パラシュートなど。いずれもほとんど無傷で、順調に着地したことが分かる。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の川口淳一郎はやぶさプロジェクトマネジャーは「世界でここにしかない日本の宝だ。この展示を見て、日本の科学技術を誇りに思ってほしい」と話した。午前9時半~午後5時、入場無料。8月2~6日に茨城県つくば市のJAXA筑波宇宙センター(耐熱カバーは2~3日のみ)、15~19日に東京・丸の内オアゾ(同15~16日のみ)で公開される。【永山悦子】

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